「ヘルスケア・マネジメント・イノベーション寄附講座」セミナー

開催概要

2014年4月から、「ヘルスケア・マネジメント・イノベーション寄附講座」が、経営管理研究科(ビジネススクール、以下KBS)に発足しました。その活動の一環として、一般の方々も受講いただける3日間の特別セミナーを開催します。本セミナーでは、経営管理研究科、医学部、健康マネジメント研究科、政策・メディア研究科などから講師陣が横断的に集まり、医療・介護経営に貢献する人材の育成を目的に講義やケースディスカッションを実施します。

セミナー名称 「ヘルスケア・マネジメント・イノベーション寄附講座」セミナー 
セミナー形式 レクチャー、ケースディスカッション
日時 2015年2月21日(土)、2月28日(土)、3月21日(土)の10:00~16:00 
会場 慶應義塾大学 日吉キャンパス 協生館
参加費 54,000円(昼食・教材費込、税込)
対象 医療機関・企業のマネジメント層、又は、医療・介護にご関心のある方
定員 40名(最大)
申込締切 2015年2月20日(金)17:00まで
※定員になり次第、締切いたします。
注意事項 セミナーの内容や時間は、一部変更になる可能性がございます。
また、 本講座では、撮影・録音等をご遠慮いただいております。予めご了承ください。

参加申込受付は終了しました。

参加申込フォーム(受付終了)

セミナー内容

2月21日(土)協生館4階 階段教室1

時間 10:00 - 12:00
講師 田中 滋
テーマ 日本の医療政策
形式 レクチャー
タイトル 日本の医療政策:課題と展望
概要 日本の医療政策について、①医療費にかかわる社会保障制度(医療保険制度・制度間財政調整など)と②医療提供体制(医療法・医療計画・医療法人など)の両面からわかりやすい解説を行います。前半ではまず歴史的展開を踏まえ、達成した成果と現在直面する課題を整理します。その上で今後の展望を語り、受講者との質疑を経て、医療機関の経営環境に対する理解を深めることがレクチャーの目的です。
時間 13:00 - 14:00 グループ討議、14:00 - 16:00 全体討議
講師 中村 洋
テーマ ヘルスケア分野における多職種・多機能間連携
形式 ケースディスカッション
タイトル ヘルスケア分野における多職種・多機能間連携:オムニバスケース
概要 我が国における高齢化の進展による医療/介護ニーズの高まりと、今後本格化する生産年齢人口の減少で、ヘルスケア分野における人材の有効で効率的な活用が不可欠となっています。そこで必要とされるのが、多職種・多機能間連携です。本ケースでは、過去からの比較で大きな改善を遂げている事例を取り上げ、連携の進展を阻害する要因をどのように克服するか、そして連携をどのように促進していくかを考察します。

2月28日(土) 協生館4階 階段教室1

時間 10:00-12:00
講師 前田 正一
テーマ 院内リスクマネジメント
形式 レクチャー
タイトル 医療事故と安全管理
概要 わが国では、患者取り違え手術などの重大な医療事故が相次いで発生したことから、医療事故に対する社会の非難の声が高まりました。その後、医療機関による安全管理の重要性が指摘されるようになり、今日では、その重要性は医療界でも広く認識されるに至っています。ただし、医療安全管理の取り組みは、現在でも、医療機関によって格差があると言われています。そこで、本レクチャーでは、医療事故の実態、医療安全管理に関するわが国の法制度の概要、医療機関内における医療安全管理(事故の未然防止、発生した事故への対応に関する管理)のあり方、医療安全管理活動における管理者の役割について解説します。
時間 13:00 - 15:00
講師 大藪 毅
テーマ 日本的プロフェッショナル組織のマネジメント
形式 レクチャー
タイトル 医療政策におけるタスクシフトと多職種マネジメントの動向と現場の対応
概要 現在の医療改革の流れの中で、資格再編や多職種連携など医療職種間関係の見直しが議論されています。またそれらの歴史的・法的背景をみると、諸外国のような医療プロフェッショナル集団とも異なる日本の医療組織の特徴とそのマネジメントの独自性が理解できます。効率的な医療組織のあり方と現場の対応について考えます。

3月21日(土)協生館5階 エグゼクティブセミナールーム

時間 10:00-12:30
講師 武林 亨、秋山 美紀
テーマ ヘルスケア分野におけるITの活用と経営
形式 レクチャー
タイトル 病院マネジメントとIT
概要 効率的で質の高い医療の実現へ向け、病院では一層の業務改革が求められている。そこでは、電子カルテ等の情報技術をどのようにマネジメントに結びつけられるかが、重要な課題である。病院の電子カルテ導入のケースから、どのようにすれば情報技術を業務改革に活かせるのかについて、クラス全体で討議する。
時間 13:30-14:30予習時間、14:30 - 16:30全体討議
講師 田中 滋
テーマ 日本の高齢者ケア政策
形式 ケースディスカッション
タイトル 日本の高齢者ケア:社会システム経営の革新
概要 ケース討論においては、わが国高齢者ケアの仕組みについて、1990年代から2013年までの発達を振り返ると共に、2025年に向けた新たな社会システム経営の革新を取り上げます。討論を通じ、介護保険制度の本質的な意義を知り、合わせて今後の地域包括ケアシステムの中での各種法人の経営戦略を探りましょう。ケースディスカッションの後、2014年以降の政策展開(介護保険制度や介護報酬)についても解説を加える予定です。

講師陣紹介(登壇順) 

田中 滋
慶應義塾大学名誉教授

専門は医療政策・高齢者ケア政策・医療経済学。1971年慶應義塾大学商学部卒業、1975年同大学院商学研究科修士課程修了、1980年同博士課程単位取得退学、1977年ノースウエスタン大学経営大学院修士課程修了。1977年慶應義塾大学助手、1981年助教授を経て、1993年より2014年まで大学院経営管理研究科教授。定年後も同研究科「ヘルスケアマネジメント・イノベーション寄附講座」をベースに研究・教育を継続。現在の主な公職は、医療介護総合確保促進会議議長、社会保障審議会委員(介護給付費分科会長、福祉部会長、医療部会長代理)、中医協・医療機関の消費税負担に関する分科会長、医療法人の事業展開等に関する検討会座長、協会けんぽ運営委員長など。学会は日本介護経営学会会長、日本ヘルスサポート学会理事長、日本ケアマネジメント学会理事、医療経済学会理事。2008年から2014年まで地域包括ケア研究会座長。その後地域包括ケア・イノベーション・フォーラム構想会議議長。

中村 洋
慶應義塾大学大学院 経営管理研究科 教授

1988年一橋大学経済学部卒業、1996年スタンフォード大学経済学博士課程修了(Ph.D.)、1996年慶應義塾大学大学院経営管理研究科専任講師、同1998年助教授、同2005年教授。

前田 正一
慶應義塾大学大学院 健康マネジメント研究科 教授、同大学医学部教授(兼担)

九州大学大学院医学系研究科博士課程修了(博士(医学))、九州大学大学院医学研究院 助手、東京大学大学院医学系研究科 生命・医療倫理人材養成ユニット 特任講師、同医療安全管理学講座 特任助教授・准教授、慶應義塾大学大学院健康マネジメント研究科 准教授・医学部兼担准教授を経て、現職。SFC研究所 医療倫理・医療安全教育研究・ラボ 代表。

大藪 毅
慶應義塾大学大学院 経営管理研究科 専任講師、同大学医学部講師(兼担)

1992年京都大学経済学部卒業。新日本製鐵株式会社を経て、同大学院経済学研究科修了。英国LSE産業関係学部留学。現在慶應義塾大学大学院経営管理研究科専任講師。同医学部講師(医療政策管理学教室)兼担。博士(経済学・京都大学)。

 

武林 亨
慶應義塾大学医学部教授、同大学院健康マネジメント研究科 教授

1989年、慶應義塾大学医学部卒業、1993年大学院医学研究科博士課程修了。ハーバード大学公衆衛生大学院等を経て、2005年より医学部衛生学公衆衛生学教室教授。博士(医学)、Master of Public Health(ハーバード大学)。

秋山 美紀
慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 准教授

慶應義塾大学法学部政治学科卒業後、(株)仙台放送報道局、ロンドン大学経済政治大学院修士課程、慶應義塾大学大学院博士課程を経て、2005年慶應義塾大学院 政策・メディア研究科特別研究講師、2007年同総合政策学部専任講師、2010年より准教授。2012年4月より現職(環境情報学部准教授)。

お問合せ

「ヘルスケア・マネジメント・イノベーション寄附講座」セミナー 運営事務局
担当:酒井  E-mail:

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