国際単位交換プログラム体験記
Sustainability先進国であるカナダ・トロントに位置し、さらに数あるビジネススクールのなかでもSustainabilityにおいても、非常に高い評価を持つYork大学Schulich校にて、約6ヶ月間(2ヶ月間のPre-MBAと4ヶ月間の交換留学)を過ごしました。トロントは多民族で構成された都市であり、ひとたびバスに乗れば7〜8ヶ国語が聴こえてくる世界です。また一大芸術都市でもあり、夏場を中心に様々なカルチャーに彩られたイベントが毎日のように模様されるなど、多様性を受け入れる国民性は圧巻の一言に尽きるとともに、社会のグローバル化と言う点では、間違いなく30年先を行く都市であると肌で感じました。
授業ではSustainabilityやCorporate Entrepreneurshipなどを期待通りに履修することができたことから、修士論文のアカデミック部分の補強にも繋がるとともに、ゲスト・スピーカーを通じて知り合った企業のエグゼクティブへのインタビューを実施するなど、実り多い時間となりました。コマ数、グループワーク、予習ともに予想を大きく超える設定に苦しむこともありましたが、多国籍で挑んだグループワークにおいて、チームのリーダーとしてまとめ上げ、クラストップのグループワーク成績を獲得するなど一定の成果も残すことが出来ました。もちろん教授や周囲のサポートを受けながらではありましたが、このときばかりはKBSで獲得した力は語学の壁こそあれ、本物であることを実感したものです。
生涯に渡るであろう新たな友人との出会いなど、貴重な時間をおくることが出来たのも、IP制度を積極的に支援する先生方や事務室の皆さんあってのことであり、この制度を活用することで、KBS生活をより充実したものに出来たと自負しています。
- M31 久岡 広季
- Sasin MBA program (Thailand)
今世紀の主役になるといわれるアジアのビジネス環境をこの目で見たいと思い、タイ王国のサシンビジネススクールへ留学させていただきました。バンコクで過ごした4ヵ月間の留学生活は、欧米のビジネススクールへの留学とは違った観点から私の見識を広げ、ビジネスに対する考え方に大きな影響を与えました。
アジアの歴史という大きなうねりの中で形成されてきた文化と政治、ビジネスの関わりは非常に奥深く、それを実際に肌で感じることができたことがこの留学での最も大きな学びでした。同じアジアに位置する日本と比較することで、日本を含めたアジアでのビジネスを成功に導く本質の一端をつかむことができたと感じています。
アントレプレナーシップという点では、今回の留学で特に大きな刺激を受けました。起業思考の強いサシンの学友と共に学び議論ができただけでなく、タイで起業した多くの日本人経営者と出会う機会にも恵まれ、開拓者精神にあふれる彼らから多くのことを学びました。
タイは世界中から多くの旅行者を引きつけるアジアの観光大国で、魅力的なコンテンツが国内に溢れているだけでなく、周辺地域へのハブとなっています。週末を利用した学友との旅行は、一生忘れることができない思い出となりました。
- M30 裵 英洙
- ESSEC MBA program (France)
パリ、セーヌ川の深緑が紅葉へと遷り変わる季節に、交換留学生としてフランスのグランゼコールの名門校ESSEC MBA programに行く機会がありました。
KBSで学んだ一年間を糧に世界各国の留学生たちと議論を戦わせる醍醐味は、貴重で何ものにも換え難い大切な経験でした。言葉の壁はもちろんあるものの、同じ目標を目指す者同士、理解できないわけはありません。じっくりと話を聞いてくれる友人達・教授陣に助けられ、KBSでの勉強とはまた一味違う、複眼的視点を得る機会を得ました。
パリ近郊という好立地を活かして、ESSECはブランドビジネスの研究・教育に力を入れています。理論と実践の両側からのアプローチを駆使して、学生達にブランドビジネスの真髄を教えてくれました。シャンゼリゼ通りでのブランドリテール戦略の実地調査は貴重な経験です。
また、フランスは欧州経済の中心だけでなく、文化の中心でもあり、欧州各国へのアクセスが大変便利です。スイスのツェルマットで見たマッターホルンの雪景色、ブリュッセルで食べたムール貝の白ワイン蒸し、アムステルダムの美しい運河下り、等々は忘れられない思い出です。週末を利用して様々な国で見聞を広めることが出来ました。
KBSを検討されている皆様には、交換留学生制度もKBSの魅力の一つとしてお考え頂けたら幸いです。
- M29 木下 久美子
- Columbia Business School (NY)
交換留学生として過ごしたコロンビアビジネススクールでの約半年間は、私の視野を想像以上に広げ、その後の方向性に大きく影響を与えてくれました。コロンビアはNYという地の利を生かし、実社会で活躍されている方々との交流が活発で、最先端の事例を基にした実践的な授業・講演が展開されています。インタラクティブでテンポの速い授業、KBS 以上に多いグループワークに当初は言葉の壁を痛感しましたが、教授も生徒もとても協力的で、仲間にも恵まれて充実した留学生活を送ることができました。
また、課外活動(クラブ活動)がとても盛んで、一人平均3個以上のクラブを掛け持ちし、インターンや就職へと繋げています。私も国際開発関連志望の有志20名強でワシントンDCの世界銀行本部に1泊2日で訪れ、世銀の方々と直接討論をしたり、NYの国連本部の方とお会いしたりと、とても貴重な経験を得ました。 皆それぞれ違う目的を胸にビジネススクールに進学しますが、MBA課程の締めくくりとして、世界各国から集結した仲間と様々な価値観を交換し合い、共に成長する機会を持てたことにとても感謝しています。
KBSを検討されている皆様も、KBS生活の一つのオプションとして、IP制度を視野に入れて頂けると幸いです。
- M28 杉原 梓
- NYU Stern School of Business (NY)
入学前から海外のMBA課程に興味を持っていたこともあり、2年2学期に米国NYU(New York University)Stern School of Businessへ交換留学の機会を得ました。ニューヨークという土地柄もあり、メディア関連やエンターテイメント、財務の授業が充実しており、特にメディアマーケティングの授業では実際にインターネット業界や映画、新聞関連の企業に勤務経験のある教授や学生などと議論を交わすことができ貴重な経験となりました。
語学の面で苦労する場面がしばしばありましたが、KBSの授業を通じ経営戦略論などの基礎的な部分を理解していたことは、議論に参加する際に十分に役に立ちました。学外からの講師や現地企業の人々とインタラクションできたことも大きな収穫です。
正直なところIP(International Program)に応募する前は、留学と修士論文・就職活動のバランスをとることができるか不安を覚えていた時期もありました。教授に「IPに行くことはKBS生活を2度生きること」というアドバイスを頂き決心を固めました。現地で吸収したことは現在の仕事にも活きており、IP制度や先生方、事務局の方々に深く感謝しています。
