修了生・在校生の声

将来の夢は経営者(東洋経済)

斉藤 直弥 | 2013年経営管理研究科入学 | 20代 | サシン経営大学院へ留学

国際単位交換プログラム体験記

歐 尚昀 | 香港城市大学電子工学部 2008年卒業 | 香港城市大学大学院製造工学・工学管理研究科 2009年修了 | SAE Magnetics (HK) Ltd.退職 | 2011年経営管理研究科入学 | The University of Chicago Booth School of Businessへ留学

留学中は将来の起業を視野にいれ、コーポレートファイナンス、管理会計、M&A戦略の授業を履修し、資金調達やベンチャー・キャピタルとの交渉スキル、原価計算、予算管理、企業買収/提携のガイド・ツールなどを学びました。ワークロードの多さに苦しみましたが、日々自分の成長を感じる貴重な時間でした。

シカゴでの三カ月を経て、確かに米トップビジネススクールの一つであるBoothには学歴が高く、トップ企業や金融機関での実務経験が豊富な学生が多く集まっていますが、発言の質やグループワークの貢献度で比較すると、KBSの学生も負けていないと自信をもてるようになりました。

国際単位交換プログラム体験記

稲垣 成晃 | 一橋大学商学部 2006年卒業 | 総合商社出身 | 2011年経営管理研究科入学 | NUS Business School, National University of Singapreへ留学

NUSのビジネススクールは昨今のアジアの活況、そしてそのアジアのハブとしてのシンガポールという国の魅力を背景に非常に多くの留学生が集い、当方のような交換留学生はもとより、フルタイム学生の殆どがシンガポール外からの留学生で占められていました。このような多様性を肌で感じられる環境で学ぶ機会を得ることができ、非常に有意義な時間を過ごすことが出来ました。授業の多くはKBSと同じくケースメソッドで進められる為、積極的に発言する学生から吸収することを心掛けるだけではなく、当方も負けじと「日本ではこうなっている」「自分の前職ではこうだった」と自ら発信に努めました。

また修士論文の題材としていた地域統括会社に関する研究において、留学中に日系、外資系問わずヒアリングを行うことができたことも多くの企業が拠点を構えるシンガポールにて学ぶメリットだったと感じています。

交換留学、課外活動など濃密で学びの多い学生生活を過ごしています

相原 弥生 | 慶應義塾大学グローバルセキュリティ研究所退職 | 2011年経営管理研究科入学

1学期はキャンパスライフに慣れることと、ケース授業漬けの毎日についていくことで精一杯でした。苦手科目を徹夜で必死に予習し、肝心の授業中に思考停止してしまったこともあります。2学期は選択科目の履修を少な目にして、英語勉強に毎日4時間費やしました。それでも基礎科目で他の人と同じだけケース討議に貢献するのは相当な苦労でしたが、お陰で国際単位交換プログラムの志望校だったThe Wharton Schoolへ留学出来ることになりました。3学期は選択科目中心で、グループワークとプレゼンテーション発表が連続する日々でした。KBSに来る交換留学生の生活サポートや、学外のケースコンペティションなどの課外活動にも参加し、濃密で学びの多い一年間を過ごせたと思います。

距離の近い教授陣、特別講演や授業内講演を通じた経営実務家との交流

田中 穣二郎 | 2001年慶應義塾大学経済学部卒業 | 株式会社リクルート退職 | 2011年経営管理研究科入学

大学卒業後はメガバンクと出版業で6年ずつ、営業担当、マネージャーとして経営者と企業の将来を議論する機会を多く得ました。経営者は同じ視界を持った相手に心を開きます。当時は業務と並行し専門職大学院で単科受講していましたが、親しい経営者に「経営者として成長するにはキャリアの断絶も必要」という助言を受け、進学を検討しました。夜間MBAと比較してフルタイムは授業時間が数倍多く、限られた時間の中で実務さながらに結論を出すケースディスカッションを年間数百件行うことに非常に驚きました。実際入学してみて、相手の思考の癖が分かるほどチームメンバーと議論し、週10件近いケースで結論を出し学んでいくスピード感、ほぼ毎日指導をして下さる距離の近い教授陣、特別講演や授業内講演を通じた経営実務家との交流など、濃密な毎日に満足しています。

日本の習慣に馴染み、日本文化を尊重する一方で、自らの視点を捨てないこと

デベン・マリオ | George Washington University, School of Business 2006年卒業 | 日本貿易振興機構退職 | 2011年経営管理研究科入学

日本を舞台に仕事で活躍したいと考え、KBSへの進学が一番の近道だと思いました。クラスやグループで日本のビジネスマンと議論することで、ビジネスライクな関係を越えた協力関係の重要さ、意思決定プロセスにおける暗黙知など、日本企業に対する理解が深まっています。2年目は、日本企業の海外進出パターンについて研究しています。KBSを目指す留学生へのアドバイスは、日本の習慣に馴染み、日本文化を尊重する一方で、自らの視点を捨てないことです。それはKBSプログラムに自分がもたらす多様性で、留学生ならではの最大の強みなのです。

仲間の情熱が溢れる中で、日々知識と活力を充電しています

汪 泳 | 復旦大学外国語文学系1997年卒業 | 三井物産(上海)貿易有限公司退職 | 2011年経営管理研究科入学

 日本でMBAの勉強をすると決めたとき、インターネットで日本のビジネススクールランキングをチェックしたところ、口コミの評判が非常に良かったのがKBSでした。それが決め手となり、「社会人入試の小論文」などを参考に入学準備を進めました。さらに、それまで上海を拠点に仕事をしており、日本の経済事情に詳しくなかったため、Webで「日経BP」や経済産業省の白書を読んで情報収集に努めました。授業では、学習量がとても多いので予習はかなりハードですが、ケースメソッドは非常に面白く、多くの事例を学べる大変貴重な機会だと思っています。KBSには、勉強や個々の目標に対する仲間の情熱が溢れており、私自身、日々知識・活力をたっぷり充電しています。

様々なバックグラウンドを持つ同期と、オンオフを問わず充実した学生ライフを送っています

時岡 章一 | 大阪大学工学部2001年卒業/大阪大学工学研究科2004年修了 | SAPジャパン株式会社退職 | 2011年経営管理研究科入学

 最初は、国際経験を積むことが必要不可欠と思い、海外のビジネススクールを検討していました。しかし、費用面での壁が高いため、日本語での授業と豊富な海外派遣とのバランスの良さを重視し、KBSへの進学を決めました。入学試験においては筆記試験よりも面接の準備が重要と考え、これまでのキャリアの振り返りや、今後のキャリアプランの作成に時間を割きました。入学後は、社会人から新卒の方まで、様々なバックグラウンドを持つ同期と切磋琢磨し、オンオフを問わず充実した学生ライフを送っています。修了後は外資系IT企業で働いて得た経験と、KBSで得た貴重な知識と人脈を生かし、ITに関連したビジネスに携わっていきたいと思っています。

多様な価値観を持つ仲間との討議から多くの刺激を受けます

佐々木 千尋 | 東北大学教育学部2001年卒業 | イオン株式会社派遣 | 2011年経営管理研究科入学

KBSでの学習は、主に過去のケースと深い学術的な理論をベースにしながら、視線は常に現在の実務を向いています。仲間との連日の討議は、机上の空論にならないよう実現可能性を重視して進み、社会人経験者にも納得感と刺激を与えてくれました。複数の分野を基礎から網羅的に学び、経営者視点の総合的な思考回路を形成したことは、今後のキャリアにおいて不可欠であったと感じています。また、経歴も国籍も様々な仲間たちと討論を重ねることで、自分の長所短所も否応なしに浮き彫りにされます。修了後は経営戦略とグローバル視点を持った人材として海外事業に携わりたいと希望していますが、多様な価値観の集まるKBSで、限られた時間内に深く考え抜き意見の構築を繰り返した経験が活用できることと思います。

学部新卒でKBSに入学することの意味

川島 一浩 | アクセンチュア株式会社 | 2010年慶應義塾大学総合政策学部卒業 | 2012年経営管理研究科修了

実家が会社を経営しており、人生の中で一度は経営学を体系的に学ぶ必要性を感じていました。学部卒業当時は企業内定も頂いていましたが、社会人になって休職・退職するよりも学部の延長線で挑戦したいと考え、学部新卒として経営管理研究科に入学しました。新卒は実務経験や知識面でハンディはありますが、年上の社会人と同期として肩を並べて勉強したり議論を重ねたりということは、会社では出来ない特別な体験で、自分を刺激し高める場として最適でした。修了後はコンサルティング企業に就職予定です。KBSでの学びを活かして実務経験を積み、より成長したいと思います。

図書館やジムなど、慶應をフル活用した2年間でした

熊谷 篤 | 株式会社農業総合研究所 | 2006年学習院大学理学部卒業 | 2012年経営管理研究科修了 | YKK株式会社退職

ケース授業でクラスに貢献するには相当の準備が必要です。1年目は毎回の授業で発言数ノルマを自分に課し、その達成のため毎日欠かさず予習3時間、復習1時間と決めて勉強していました。前職では言いたいことが相手に伝わらず、よく悔しい思いをしましたが、今では仕事で関る多様なステークホルダーの誰に対してでも、説得力を持って話せている実感があります。自分を律して二年間勉強し続けるのは大変ですが、フルタイムなので本気な人が集まっており、全力でぶつかるほど達成感や飛躍的な成長が感じられ、絆も深まります。また授業以外の時間を自己投資できるのもKBSの魅力です。記録を見ると図書館で借りた本が2年間で570冊、実際に読んだ本はもっとあると思います。ジムなどの施設も含め、まさに慶應をフル活用した2年間でしたね。

病院経営・病院再建などをしていきたいと考えています

山田 洋太 | 金沢大学医学部 2005年卒業 | 公立久米島病院 内科医師退職 | 2010年経営管理研究科入学

たまたま読んだ医療経営の本の執筆にKBSの田中先生が関わっていたことがきっかけでKBSの存在を知りました。

ビジネス本は以前から興味があり読んでいましたが、入学するために特別準備をしたことはありません。「なぜMBA」を取るのか、「なぜKBS」なのかは自分のキャリアを考えた上で十分考え抜き、決断しました。

海外でのMBA取得も考えたのですが、経済的な理由や英語での議論におけるデメリットを考えた結果、国内でのMBAが自分には合っていると判断しました。その中でKBSを選んだ理由としてディスカッションを通じてジェネラリストを育てるという点に共感したこと、日本でNo.1のヘルスケアを学ぶことができるという2点です。入学後は助け合いながら成長し、苦楽を共にする"戦友"に出会えたこと、自ずと勉強をしてしまう環境・土壌があるということがKBSの魅力だと思います。予習をしっかりやってくる友人らと授業前のグループディスカッションで話し合い、さらにそれをクラスにつなげる、これを毎日やっているのでとても充実した日々を送ることができています。数時間にわたり問題点を議論し、論理的な思考で能力を高め合う、それをさせてくれるビジネス・スクールが他にあるでしょうか。

医師がMBAを取ると金儲けのための病院経営や開業を想像されるかもしれませんが、今後も私は医師として最前線で働きたいと思っています。医療従事者と病院経営をする事務との架け橋になるような存在として仕事をしていきたいと考えています。

病院経営を知らない医師が院長となり、医療現場を知らない事務が経営方針を決める現在のシステムでは医療がうまくいかないことは当然と思います。そのような現状を少しでも変革できるように働きかけ続けることが重要だと思います。卒業後は私が理想とする統合型医療サービスを立ち上げ、患者様が満足できる医療や福祉、介護を提供できるように貢献していきたいと思っています。KBSで学んだことを医療経営や地域・組織の連携に活かし、多くの医療従事者に教え広めていきたいと考えています。

国際単位交換プログラム体験記

西川 文敏 | 2010年 経営管理研究科入学
Kellogg School of Management, Northwestern University

KBSからの交換留学生は、現地学生と同様にあらゆる機会や権利が提供されるため、文字通り「Study Hard, Play Harder」の生活となりました。刺激的な授業はもちろん、ボランティアクラブで地元の小学生のクラスチューターを務めたり、毎日のように開催されるリクルーティングイベントに参加してオファーを獲得したり、イベントや旅行を通じて新たな仲間と様々な思い出を作ったり、一学期間ではありましたが実り多い時間を過ごすことができたと感じています。世界中から集う優秀な学生と切磋琢磨しながら、五感をフル活用してダイバーシティを体感出来たことは、今後のキャリアにおいても間違いなく役立つことでしょう。

就職体験記

高橋 実和子 | M31期(2010年3月修了)

企業:グローバルの食品メーカー
部署:マーケティング部
役職:ブランドアシスタントマネージャー

現在はグローバルの食品メーカーにおいて、ブランドアシスタントマネージャーとして勤務しております。当社の離乳食期と幼児期向けの製品を通じ、たくさんの子どもの成長を支えるブランドに育てていきたい。これが当面の目標です。就職活動を意識し始めたのは、KBS1年次の夏頃でした。KBSの就職活動には様々な進め方があると思います。ただ私の場合、数多くのエージェントに登録したり、やみくもに企業にアプローチすることに重きを置くことはしませんでした。むしろ、過去のキャリアを振り返り、今後進みたい進路と照らし合わせながら、自分の強みを冷静に見直すことに時間を割くようにしました。もちろん、これは自分ひとりでできることではなく、M31の同級生やM30の先輩、先生方、研究室の博士課程の方々、また学生生活を通じて知り合うことができた学外の方々とお話する機会を多く持つようにしました。こうしたつながりを存分に活用できることは、KBSの学生として感謝すべきことだと思います。本気で支援を願えば進んで応援くださる人がたくさんいる、素晴らしい環境です。最終的に就業先を決めるにあたっては、指導教授である井上先生の温かい励ましも大きなきっかけとなりました。現在は上司、同僚に恵まれ、自身の次の成長に向けて最適なステージを得ることができたと思います。もし今後みなさんが将来の進路に迷うことがあれば、まずはKBSや周囲の方々に相談してきることを強くお勧めします。

就職体験記

福田 進之助 | M31期(2010年3月修了)
企業:日本GE株式会社(FMP)

「百年に一度」と言われる経済環境の下での就職活動は、想像以上に困難を極めるものでした。特に私が志望していた金融・財務関連の職は、例年であれば採用を行うような企業であっても、求人を凍結するという状況が見受けられました。そんな中、幸運にも日本GEのFMP(Financial Management Program;財務・経理部門におけるリーダーシップ・プログラム)から内定を頂くことができたのは、KBSの就職支援によるところが大きかったと思います。

実際、私にとって当社との出会いのきっかけは学内で行われた就職セミナーの場でした。セミナーでは、転職エージェントによるジョブ・マーケットの概況説明等に加え、いくつかの企業による会社説明会が行われました。こうした説明会の良い所は、我々KBSの学生のためにアレンジされた説明がなされることが多く、質疑応答や個別面談等を通じてより深く企業や職務について知ることができるという点です。私の場合、日本GEの人材育成を重視する社風やグローバルでの活躍の機会などの話に触れ、志望度が一段と高まりました。

転職活動に当たっては、転職エージェントの活用を想定される方が多いと思います。それに加えて、私は学内の就職セミナーを積極活用されることを強くお勧めします。ただし、こうした機会を最大限活用するためには、事前準備が欠かせないのは言うまでもないでしょう。最後になりましたが、このようなセミナーを開催して頂いたKBS就職担当の皆様方には感謝申し上げます。

多面的、多角的な視野を持って実社会で活躍できると確信しています

木村 正博 | 東京大学工学部建築学科 2005年卒業 | 東京大学大学院工学系研究科建築学専攻 2008年修了 | チームラボ株式会社退職 | 2010年経営管理研究科入学

転職活動をしていていたときにKBSの存在を知りました

大学院を卒業し、IT関連のベンチャー企業でウェブサイトの企画や開発、運営に携わっていたのですが、事業そのものの企画や運営により近い位置で仕事がしたいという思いが芽生え、転職活動をしていました。

しかし、1年間しか社会人経験がない私にとって、転職は予想以上に難しいものでした。そんな時、著書を通じて存じあげていた小幡 績准教授がKBSで財務の授業をしていることがわかりました。そこから興味を持ち入学要項について調べてみたところ、ちょうどそのときが募集期間でした。願書の締め切り日まであと一週間しかない、という状況の中、考える間もなく反射的に応募をしていました。そもそもビジネススクールへの入学を考えていたわけでもないので、それに備えた勉強も全くしていませんでしたが、やれるだけのことはやってみよう、ここでチャレンジしなければ後悔してしまうと思ったのです。

入学して半年が経ち...

思いがけない進学でしたが、KBSと出会うことができ、入学を志して、本当に良かったと思っています。勉強している内容も大変面白く、将来の可能性も広がっていると日々実感しています。特に会計・山根 節教授のケースメソッド授業では、実社会での体験や、リアルタイムの事例が取り上げられるので経営を疑似体験しているかのような感覚に陥ります。ディスカッションの進展とともに先生の伝えたいメッセージが明確になってきて、視点が共有できるということがケースメソッド授業の醍醐味でもあります。

また次のステージとして、IP(International Program)へのチャレンジを考えています。私の場合はIPがあったことがKBSを選ぶ上での一番重要なファクターでした。

視野を広げる

これまでは目の前の仕事に没頭しがちでしたが、KBSで学び、経験を積むことにより、様々な視点・角度から物事をとらえることができるようになりました。経営、財務、マーケティングなど、いろいろな軸やレイヤーで整合性を取ることができるようになり、視野が広がったと思います。私と同年代の社会人なら、きっと沢山のことを学び戦力として活躍しはじめている方が多い年代だと思いますが、私もKBSで多くを学びそこから多面的、多角的な視野を持って実社会で活躍できると確信しています。

私にとって2年間はとても短く、成長するための貴重な時間だと思っています

小見山 慶子 | 青山学院大学国際政治経済学部 2005年卒業
(あずさ監査法人退職)

やりたい仕事を叶えるために

監査法人の国際部での4年半の仕事は、世界の様々な業種を垣間見ることができ、大変楽しく、実りあるものでした。しかし、実務経験を重ねていく中で、今後やりたいことや目指すべきものは何なのかと考え、以前から興味を持っていた、経営コンサルタントや事業再生・企業再生の方面の仕事をしてみたいと思うようになりました。そのためには、マーケティングなど足りない知識を補い、スキルアップしなくてはいけないと思いKBSを受験しました。

KBSに入学して

ビジネススクールを大学の延長線上に考えていたので、思った以上に勉強が大変だと思いましたが、その分、やりがいもあり、充実した日々を過ごしています。KBSでは本や教科書から学ぶ事以上に同級生や先輩など周りの人から学ぶことが数多くあります。生徒の皆さんは年齢や経験知、出身業界など驚くほど多種多様で、自分が今まで知らなかった事を沢山教えて頂いています。卓上の勉強だけではなく、このような人との出会いが大きな力となり、自分のこれまでの人生の中で培われてきた価値観を越えて、成長ができると思っています。

KBSの魅力について(IPで学びたいこと)

KBSの学生の約1~2割は留学生であったり、帰国子女の方も多かったりと国際色豊かで、またダブルディグリー制度やIP(International Program)など2年生の1年間もしくは2学期の間、海外の有名な大学院で学ぶことができる制度があります。

私は初め、海外のビジネススクールに行くことを考えていたのですが、数年海外で仕事をするとしても、最終的には日本で仕事をしたいと思い日本のビジネススクールを選びました。しかし、海外のビジネススクールで皆がどのような環境でどのようなことを学んでいるのかにも興味があり、IPなどの制度を使って体験してみたいと思いました。特にブランドマーケティングの本場であるフランスの学校では実際にブランドのお店に行って課外学習をしたり、ブランドの価値に重点を置いたディスカッションをするようなので来年チャレンジしてみたいと思います。

時間を投資する

退職し、2年間のブランクができてしまうという発想はありませんでした。仕事が忙しく、自分のやりたいことや学びたいことがあっても、なかなか時間と労力を十分に割くことができない一方で、今の仕事と今後チャレンジしてみたい仕事の間には大きな差があり、このままでは転職できないと思い、その差を埋めるためにもKBSで2年間を過ごしてみようと思いました。とらえ方によっては2年間は長いように思えるかもしれませんが、多くの刺激を受け、毎日があっという間に過ぎていく今の私にとって2年間はとても短く、成長するための貴重な時間だと思っています。

国際単位交換プログラム体験記

田中 岳人 | 2009年 経営管理研究科入学
Schulich School of Business, York University (Canada)

Sustainability先進国であるカナダ・トロントに位置し、さらに数あるビジネススクールのなかでもSustainabilityにおいても、非常に高い評価を持つYork大学Schulich校にて、約6カ月間(2カ月間のPre-MBAと4カ月間の交換留学)を過ごしました。トロントは多民族で構成された都市であり、ひとたびバスに乗れば7〜8ヶ国語が聴こえてくる世界です。また一大芸術都市でもあり、夏場を中心に様々なカルチャーに彩られたイベントが毎日のように模様されるなど、多様性を受け入れる国民性は圧巻の一言に尽きるとともに、社会のグローバル化と言う点では、間違いなく30年先を行く都市であると肌で感じました。

授業ではSustainabilityやCorporate Entrepreneurshipなどを期待通りに履修することができたことから、修士論文のアカデミック部分の補強にも繋がるとともに、ゲスト・スピーカーを通じて知り合った企業のエグゼクティブへのインタビューを実施するなど、実り多い時間となりました。コマ数、グループワーク、予習ともに予想を大きく超える設定に苦しむこともありましたが、多国籍で挑んだグループワークにおいて、チームのリーダーとしてまとめ上げ、クラストップのグループワーク成績を獲得するなど一定の成果も残すことが出来ました。もちろん教授や周囲のサポートを受けながらではありましたが、このときばかりはKBSで獲得した力は語学の壁こそあれ、本物であることを実感したものです。

生涯に渡るであろう新たな友人との出会いなど、貴重な時間をおくることが出来たのも、IP制度を積極的に支援する先生方や事務室の皆さんあってのことであり、この制度を活用することで、KBS生活をより充実したものに出来たと自負しています。

充分な時間を学業に費やすことが出来るのが全日制であるKBSの良さだと思います

隠塚 信介|ボストン コンサルティング グループ コンサルタント
1999年東京理科大学理工学部卒業、株式会社ミスミグループ本社退職、
2010年経営管理研究科修了

大学卒業後、帝人株式会社にて約6年間MRとして勤務した後、株式会社ミスミグループ本社へ転職。ミスミでは新規事業を担当していましたが、ある会議の場で事業部長から「君の言っていることは仮説ではなく小説だ」と、論理性を欠いた事業計画に対して厳しい指摘をされたことがありました。そこで、彼らと「共通の言語」で話せるようになりたいと思い、夜間制ビジネススクールでいくつかの科目を単科受講しました。しかし、ミスミの経営層の思考に追いつくためにはより大きなジャンプが必要であると感じ、KBSへの入学を決意しました。学位取得や人脈作りだけでなく、今までのキャリアの延長線上の自己啓発を超えた「非線形」での成長をめざして、全日制に通う覚悟を決めたのです。

入学時点より経営コンサルティングファームへのキャリアチェンジを志しており、熱心に勉強に取り組みました。例えばファイナンスでは、経営者と議論できるレベルに達するために、ケースやノウハウ本を読むだけでなく、ミクロ・マクロ経済学や統計学など幅広い知識を身に付けるよう心がけました。アラカルト方式ではなく、体系立ったカリキュラムが組まれており、充分な時間を学業に費やすことが出来るのが全日制であるKBSの良さだと思います。2年目のサマーインターンで現職の採用が決まりましたが、そのベースにはKBSでの学びを通じた自分自身の思考の進化があったように思います。また、KBS同窓会のネットワークを活用してコンサルタントとしてご活躍中のOBにお話を伺ったり、同じ志を持つ同期たちとケースインタビューの対策を練ったりできたことも有意義であったと思います。入社後も弊社内にはKBSアルムナイが多く、何かと心強いことが多いです。

互いの考えをシビアにぶつけあい、切磋琢磨することにより、
自分が行う意思決定も徐々に洗練されてくることを実感します

田中 雄 | Claremont University Pitzer College 経済学部1995年卒業
(㈱マングローブ休職)

学ぶ時期について

私は38歳でKBSへ入学したのですが、実際に授業を受けてみて30代後半でのMBAは遅いと感じることはありませんでした。むしろ私にとってはぴったりの時期で実り多きものだと実感しています。新卒の方、社会経験を経ての30歳前後の方、さらに経験を積んだ30代後半の方とではMBAに対する考え方も目的も全く異なると思います。

MBAの取得に「何歳ぐらいがいい?」という質問をされることがありますが、その質問に答えはないように思います。クラスの中には社会経験豊富な人がいた方がいいこともあるし、また一方で若い人がいた方が活性化する場合もあります。それぞれの年齢によってMBAの活かし方があるのだということを感じています。ちなみに私の場合は、私と同年代の方々とのコミュニケーションから得るものと同じかそれ以上に、20代の若い年代の人との関わりから多くの気付きや考え方を得ることができました。

会社組織にいたのでは、決して私の耳には入ってこないであろう情報がKBSでのディスカッションにはたくさん詰まっていたように思います。

MBAに挑戦するということ

家庭を持っている私にとって、仕事を休職しKBSへ挑戦することは一大決心でした。正直なところ、会社の同僚や上司、周囲の人々からは多くの反対も受けました。私の場合は、40歳を前にして残りの社会人人生をどのように過ごすかを真剣に考えている時期でもあり、またその社会人生活に悔いを残さないという意味においてもKBSへ入り学べるものは可能な限り学びたいという強い気持ちがありました。

そんな中、唯一決心する際に悩んだのは家族のことでした。仕事を休職し、2年間は収入が無くなりますし、学費も決して安いものではありません。このお金を子供たちや家族の為に費やしたほうがいいのでは?と考えたこともありました。またその反面子供たちに対しては、いくつになっても前向きに活き活きと自分の目的に向かって頑張っている父親を見せるのも大きな価値がある事ではないかとも思いました。

家庭を持つ人がMBAを目指すとき、家族のことやお金の使い道など、価値観が問われる場面に多々遭遇するかと思います。人それぞれ価値観は異なるので、何が正しくまた間違っているということはないと思いますが、自らの目的を明確にし、新しい一歩へ力強く踏み出すことも決して悪くない選択の一つであったと今は実感しています。

本質を見抜く力、自分の意思決定を伝え・納得させる力

KBSの1年次での勉強を通じて学んだことは、ビジネスにおける意思決定を相手に伝え、納得してもらうという"伝える力・納得させる力"のトレーニングであると感じています。KBSの授業では、多くの理論やフレームワーク、実際のケースを用いた事業の起承転結などを学ぶのですが、その過程の最終段階において必ず自分自身の意思決定が問われます。そしてその意思決定とは、ただ単に自分の考えとして自分の内側に秘めていれば良いのではなく、周囲の人々にその考えを伝え理解してもらうという場面が含まれます。

多くの理論やフレームワークを知っている人や他の人の意見や戦略を批判することができる人は数多くいると思いますが、自分で意思決定を行い、戦略を立て、周囲の人々に自分の考えを説明し納得させることができる人はそれほど多くはいないのではないでしょうか。KBSでは"知識は豊富にあるが、人前でそれをうまく説明できない"や"反対意見に対して全く反論や説明ができない"ということでは、その知識は無に等しく、全くダメなのです。

そしてグループ討議やクラス討議において、自分の意思決定や考え方を納得させると言っても、自分の会社で行う会議とは異なり、そう簡単に思い通りにはいきません。それは納得してもらう相手が、あらゆる業界から集まった幅広い年齢層の人々であり、そこでは業界の特殊性を理由とした表層的な誤魔化しや役職や年齢による暗黙の力関係による説得などは通用しないからです。自分の意思決定が、忌憚のないシビアで幅広い視点にさらされるのです。

あらゆる業界から来た幅広い年齢層の中に身を置き、互いの考えをシビアにぶつけあい、切磋琢磨することにより、自分が行う意思決定も徐々に洗練されてくることを実感します。それは、ただ単に自らの考えを相手に話すのではなく、自分の考えには偏りは無いか?矛盾は無いか?抜け落ちは無いか?と自問自答すると同時に、どのように相手に伝えれば理解してくれるかを毎日繰り返しトレーニングすることにより養われていったものだと思います。

物事の考え方、仕事のとらえ方も変わり、チャレンジしただけのことはあると思っています

嶋見 なつ子 | 早稲田大学教育学部 1994年卒業 | 日本ストライカー㈱ 渉外企画部 退職

私がKBSを選んだ理由

初めは国内だけではなく海外のビジネススクールも視野に入れ探していました。しかし、卒業してからの進路を考えたとき、私の場合、就職するにしても起業するにしてもベースは日本で、と考えていたので日本のビジネススクールを選びました。

OG・OBの声や、サイト等を通じて調べ比較した結果、私は特に歴史と実績を重視し、KBSしかない!と思いました。また、新しい校舎になり、とてもよい環境で勉強ができることもポイントでした。入学してからは、授業やカリキュラムなどからも、生半可な気持ちではついていけないと改めて痛感しましたが、会社を辞め、これまでの社会人としてのキャリアを一旦手放し、2年間学校に行くわけですから、厳しい環境で挑みたかったという思いもありましたし、今は私の選択は間違っていなかったと確信しています。

キャリアアップのための通過点

入学前は自分の年齢や収入、キャリアのブランクなど、KBSに入ることのリスクとリターンを考え、多少の不安はありました。でももしKBSに入らなかったら、ということを同時に想像したとき、迷いや不安が一気に吹っ切れました。長い人生を振り返ったとき、チャレンジしないことの方が私にとってはリスクが大きいと思えたからです。

私が会社を辞める時、30代後半という年齢もあってか、「MBA取得を考えて」との理由に、上司や同僚は大変驚いていました。しかし、同僚や後輩、特に女性からのいい意味での反響が大きく、彼女たちの期待に応えたいという気持ちと、私がMBAを目指したことで彼女たちにも頑張ってほしい、年齢や性別関係なく、チャレンジをしてほしいと思います。今ではKBSを通じてできた人脈や友人の存在はかけがえのないものとなり、また、物事の考え方、仕事のとらえ方も変わり、チャレンジしただけのことはあると思っています。

卒業後は未知数ではありますが、夫と一緒に起業を考えており、2年次はビジネスプラン作成の授業や交換留学プログラム(留学先:ESSEC)への参加も視野に入れています。KBSでの2年間を活かし、温めているビジネスアイディアを実現させるため、一歩でも近づけられたらと思っています。

家族の支えがあったからこそ

国内電機メーカーのエンジニア出身の夫も、独身時代に日々仕事をする中、ビジネスのことも含め、広い視野を持って勉強しなければと、海外のビジネススクールに通った経験があります。結婚という話になったときも、ビジネススクールを目指すことを理解し応援してくれました。同じ志を持っていたせいか、付き合いが長いわけではないのに結婚の話も自然と進みました。

女性ならではのリーダーシップを発揮しながら、仕事も子育ても趣味も全てを楽しむビジネスパーソンを目指しています

小早川 優子|アメリカン・エキスプレス・インターナショナル マーケティング・スペシャリスト
日本大学商学部1996年卒業。ドイチェ・モルガン・グレンフェル投信投資顧問株式会社 (現 ドイチェ・アセット・マネジメント株式会社)、GEキャピタルに在籍後、2003年よりゴールドマン・サックス証券株式会社にてマクロエコノミスト アシスタント。2005年に慶應義塾大学大学院経営管理研究科入学。コロンビアビジネススクールへの交換留学を経て、同研究科修了。

金融機関で役員秘書やM&A業務を担当していた頃、周りにMBAホルダーが多く、自然とMBA進学を意識するようになり、優秀な知人の母校だったKBSに入学しました。600以上のケースで議論した経験は毎日の業務に大変役に立っています。プレゼンテーションの機会も多く、同期からアドバイスをもらいながら回数をこなしたことが良い訓練になりました。またColumbia Business Schoolへの交換留学中に、現在の会社に採用されましたが、留学の経験のおかげで、外国人の上司や仲間との仕事を円滑に進めることができています。現在は夫との間に2人の子供を授かり、仕事と子育ての両立に奮闘する日々ですが、女性ならではのリーダーシップを発揮しながら、仕事も子育ても趣味も全てを楽しむビジネスパーソンを目指しています。KBSの同期は結束が固く、同じくキャリアとプライベートの両立で頑張っている人生の味方が多いので勇気づけられます。

国際単位交換プログラム体験記

久岡 広季 | 2008年 経営管理研究科入学
Sasin MBA program (Thailand)

今世紀の主役になるといわれるアジアのビジネス環境をこの目で見たいと思い、タイ王国のサシンビジネススクールへ留学させていただきました。バンコクで過ごした4カ月間の留学生活は、欧米のビジネススクールへの留学とは違った観点から私の見識を広げ、ビジネスに対する考え方に大きな影響を与えました。

アジアの歴史という大きなうねりの中で形成されてきた文化と政治、ビジネスの関わりは非常に奥深く、それを実際に肌で感じることができたことがこの留学での最も大きな学びでした。同じアジアに位置する日本と比較することで、日本を含めたアジアでのビジネスを成功に導く本質の一端をつかむことができたと感じています。

アントレプレナーシップという点では、今回の留学で特に大きな刺激を受けました。起業思考の強いサシンの学友と共に学び議論ができただけでなく、タイで起業した多くの日本人経営者と出会う機会にも恵まれ、開拓者精神にあふれる彼らから多くのことを学びました。

タイは世界中から多くの旅行者を引きつけるアジアの観光大国で、魅力的なコンテンツが国内に溢れているだけでなく、周辺地域へのハブとなっています。週末を利用した学友との旅行は、一生忘れることができない思い出となりました。

国際単位交換プログラム体験記

裵 英洙 | 2007年 経営管理研究科入学
ESSEC MBA program (France)

パリ、セーヌ川の深緑が紅葉へと遷り変わる季節に、交換留学生としてフランスのグランゼコールの名門校ESSEC MBA programに行く機会がありました。

KBSで学んだ一年間を糧に世界各国の留学生たちと議論を戦わせる醍醐味は、貴重で何ものにも換え難い大切な経験でした。言葉の壁はもちろんあるものの、同じ目標を目指す者同士、理解できないわけはありません。じっくりと話を聞いてくれる友人達・教授陣に助けられ、KBSでの勉強とはまた一味違う、複眼的視点を得る機会を得ました。

パリ近郊という好立地を活かして、ESSECはブランドビジネスの研究・教育に力を入れています。理論と実践の両側からのアプローチを駆使して、学生達にブランドビジネスの真髄を教えてくれました。シャンゼリゼ通りでのブランドリテール戦略の実地調査は貴重な経験です。

また、フランスは欧州経済の中心だけでなく、文化の中心でもあり、欧州各国へのアクセスが大変便利です。スイスのツェルマットで見たマッターホルンの雪景色、ブリュッセルで食べたムール貝の白ワイン蒸し、アムステルダムの美しい運河下り、等々は忘れられない思い出です。週末を利用して様々な国で見聞を広めることが出来ました。
KBSを検討されている皆様には、交換留学生制度もKBSの魅力の一つとしてお考え頂けたら幸いです。

国際単位交換プログラム体験記

木下 久美子 | 2006年 経営管理研究科入学
Columbia Business School (NY)

交換留学生として過ごしたコロンビアビジネススクールでの約半年間は、私の視野を想像以上に広げ、その後の方向性に大きく影響を与えてくれました。コロンビアはNYという地の利を生かし、実社会で活躍されている方々との交流が活発で、最先端の事例を基にした実践的な授業・講演が展開されています。インタラクティブでテンポの速い授業、KBS 以上に多いグループワークに当初は言葉の壁を痛感しましたが、教授も生徒もとても協力的で、仲間にも恵まれて充実した留学生活を送ることができました。

また、課外活動(クラブ活動)がとても盛んで、一人平均3個以上のクラブを掛け持ちし、インターンや就職へと繋げています。私も国際開発関連志望の有志20名強でワシントンDCの世界銀行本部に1泊2日で訪れ、世銀の方々と直接討論をしたり、NYの国連本部の方とお会いしたりと、とても貴重な経験を得ました。 皆それぞれ違う目的を胸にビジネススクールに進学しますが、MBA課程の締めくくりとして、世界各国から集結した仲間と様々な価値観を交換し合い、共に成長する機会を持てたことにとても感謝しています。

KBSを検討されている皆様も、KBS生活の一つのオプションとして、IP制度を視野に入れて頂けると幸いです。

国際単位交換プログラム体験記

杉原 梓 | 2005年 経営管理研究科入学
NYU Stern School of Business (NY)

入学前から海外のMBA課程に興味を持っていたこともあり、2年2学期に米国NYU(New York University)Stern School of Businessへ交換留学の機会を得ました。ニューヨークという土地柄もあり、メディア関連やエンターテイメント、財務の授業が充実しており、特にメディアマーケティングの授業では実際にインターネット業界や映画、新聞関連の企業に勤務経験のある教授や学生などと議論を交わすことができ貴重な経験となりました。

語学の面で苦労する場面がしばしばありましたが、KBSの授業を通じ経営戦略論などの基礎的な部分を理解していたことは、議論に参加する際に十分に役に立ちました。学外からの講師や現地企業の人々とインタラクションできたことも大きな収穫です。

正直なところIP(International Program)に応募する前は、留学と修士論文・就職活動のバランスをとることができるか不安を覚えていた時期もありました。教授に「IPに行くことはKBS生活を2度生きること」というアドバイスを頂き決心を固めました。現地で吸収したことは現在の仕事にも活きており、IP制度や先生方、事務局の方々に深く感謝しています。

皆で乗り切って卒業しようという支え合いが生まれ、戦友ともいうべき同期の強い絆になっています

北上 真一JTBビジネスイノベーターズ 代表取締役常務
慶應義塾大学経済学部1981年卒業後、旧日本交通公社入社。社内公募による企業派遣で慶應義塾大学大学院経営管理研究科1992年修了。帰社後は、主に新規事業や新サービス・業態開発に携わり、1994年にJTBホームページおよびeコマース事業の立ち上げを遂行。2006年のJTBグループ分社化に伴い、i.JTB代表取締役社長、JTB情報システム副社長を経て、2011年より 現職。

KBSでの勉強は厳しかったため、皆で乗り切って卒業しようという支え合いが生まれ、戦友ともいうべき同期の強い絆になっています。卒業後も年数回の勉強会を10年間続けました。講師は持ち回りで、各自の職務内容に沿ってその時々の悩みや課題を共通化し、ケース討議のように議論する形式です。単なる趣味での集まりとは違い、KBSの仲間ならではの話題や気づきがあり、互いのキャリア形成に大きな刺激になりました。勉強会形式を取らなくなった現在でも、飲み会や旅行など交流は盛んです。ゼミ関係では、年1回の総会の他、年数回~10回程度の勉強会で講師を招き、勉強をしています。去年は20周年だったので歴代OBが130名以上集まりました。また、私はKBSでの出会いから同期と結婚しました。戦友同士であり、互いのキャリアを尊重し合える関係です。価値観や思考ロジックも似ており、本当に良い人生のパートナーに巡り合えたと思っています。

集中的に勉強した経験がまさに私の基礎になっています

笹沼 泰助|アドバンテッジパートナーズ 代表パートナー
慶應義塾大学法学部1977年卒業。積水化学を経て、1986年に慶應義塾大学大学院経営管理研究科修了。ベイン・アンド・カンパニーに在籍後、ハーバード大学ジョンエフケネディ政治行政大学院 1989年修了。モニターカンパニーを経て、1992年アドバンテッジパートナーズ設立。

自分の人生で何を為すべきかを常に考え抜く性格で、30歳の誕生日に実業家になろうと決めました。積水化学時代に人事を担当し、KBSに派遣された先輩方が大変成長して戻ってこられるのを目の当たりにしていたこともあり、実業家に必要な素養が効率的に身につくだろうとKBSへ入学しました。当時は、それまでの生涯で一番勉強していたと思います。会計・財務に触れたのも初めてで、何もかもが新鮮でした。ケース討議はどれだけ準備するかによって学べる幅が全然違うので、集中的に勉強した経験がまさに私の基礎になっています。ゼミの恩師には、創業の際に貴重な助言と支援を頂きましたが、そもそも先生の助言なくしては留学もコンサル経験も成し得なかったでしょう。KBSでは、限られた2年間をどう優先順位を付けながら過ごすかが鍵です。組織もマーケティングも全て最終的には財務的指標に落とし込んで経営判断をすることを考えると、定量的分析力は基礎の武器として持っておくと良いと思います。また、米国のMBAプログラムと比べて、修士論文の存在はKBSの大きな魅力です。アカデミックな思考の基礎をしっかり身につけ、大量の論文や本を読みこなして自分の専門分野だと胸を張って言えるようになると、人生がものすごく豊かになります。

二年間でこなした膨大な数のケースは、本質的な問題を識別する訓練の場でした

藤重 貞慶ライオン株式会社 代表取締役会長
1969年慶應義塾大学商学部卒業
1982年経営管理研究科修了

入社10年目くらいで、いろいろな部署をまわった体験を体系的にまとめたいと思っていた頃に入学しました。KBSのケースメソッド授業は、自分の実務経験に基づいて意思決定のシミュレーションをし、その判断が結果的に妥当かどうかを検証できる点でとても有効でした。2年間でこなす膨大な数のシミュレーションは、それまでの自分の経験を超えて、本質的な問題を識別する訓練の場となり、多用な経営課題を素速くジャッジできるようになります。数年実務を経験した後、自分の知識、考え方を整理して、新しい触発を受けることは、会社に戻ってからあらゆる実践で役立ちます。

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