KEIO 慶應義塾大学大学院経営管理研究科『地域起業養成研修』文部科学省委託事業「社会人のための学び直しニーズ対応推進プログラム」
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第4クール地域エージェント募集のお知らせ
(募集要項)

2009年6月12日
慶應義塾大学大学院経営管理研究科
文科省「学び直し」事務局

  • 慶應義塾大学大学院経営管理研究科「地域起業家養成研修」は、2009年秋に開講される第4クールの地域エージェントを募集いたします。

1. 当研修の意義と地域エージェントの役割

  • 当研修は、文部科学省「社会人のための学び直しニーズ対応教育推進プログラム」委託事業として開講され、(1)新たに開発した起業家向けカリキュラム、(2)ケースメソッドによる討議型授業法、(3)テレビ会議システムを活用した遠隔授業法で実施されています。
  • 本研究科はこれまで大企業のゼネラルマネジャー候補を主たる教育対象としてきましたが、今回は、初めて地域での起業を目指す方々に向けて、教育プログラムを提供しています。これは慶應義塾が地域の活性化を人材育成の側面から支援する試みです。それぞれの地域にてサテライト会場の運営や受講希望受付を行っていただくのが地域エージェントです。

2. 対象とする受講者像

  • 当研修は、起業のテクニックやノウハウを教えるのではなく、起業家の人間的成長を促すことを目的としています。各地域エージェントには、そのようなニーズを持った受講者を3名集めてくださることを期待します。
  • 具体的には、想定する受講者は以下のとおりです。
  • ある程度の社会人経験をベースに起業を計画中または起業直後で、心構えなど自分に足りない能力を自覚し更なる学びにつなげる意欲のある方。基本的には経営者としての経営経験が無い、または浅い方。例えば、企業で5年働いて1年以内に当該道府県内でスモールビジネスの創業を考えている方、あるいは創業して2、3年以内でゼロまたは少数の従業員を抱えている方などを想定しています。
  • 受講意欲が高く、3モジュールを継続して受講する意思があり、研修プログラムを修了することについての誓約書を慶應義塾大学大学院経営管理研究科と交わせる方。ケースメソッドによる討議に参加して学ぶためには、十分な事前準備を行い、継続的に受講していただくことが欠かせません。そこで必要な予習時間を確保でき、授業当日に積極的に発言していただける方を優先いたします。
  • 授業開催日に当該地域のサテライト会場に通学可能で、モジュール中1回のスクーリング(全国の受講者が集合し、対面で行う授業。交通費等は受講者の自己負担)に参加可能な方。
  • 具体性、発展性がある事業計画をお持ちの方。当該地域および本人のリソースを活用することによって実現可能な計画であり、更に地域社会への貢献という視点を持っていることが望ましい。

3. 地域エージェントにお願いしたいこと

1)受講生の募集と選抜
  • 本プログラムが対象とする受講生の募集・選抜。当研修以外にも、地域起業家のサポートや、地域活性化に取り組んでいる実績あるいは取り組む姿勢があることが望ましい。
2)サテライト会場の確保と運営
  • 各地域での快適な受講環境の確保と運営については、地域エージェントに責任を持っていただきます。研修会場は、固定IPアドレスが割り当てられたネットワーク環境、およびポリコムシステムの常設が可能であることが条件です。また開講時には地域エージェントの責任で、受講生以外の運営担当者を置くようにしてください。遠隔授業に必要な機材は、本研究科の業務委託先である株式会社テレコンサービスから無料で貸与いたします。
3)本研究科文部科学省学び直しプロジェクト事務局との連絡・報告
  • 本研究科文部科学省学び直しプロジェクト事務局とのやりとり、教材配布の確認などに責任を持っていただきます。

4. 受講者の声

  • (第1クール受講者のレポートより抜粋)
  • 「色々な起業家精神や起業するにあたっての考え方・行動などを知ることで、私の中で少し考え方が固まってきました。」
  • 「事業の成功要因ばかりに眼がいってしまい、失敗要因に対する考察が決定的に不足していたと思います。モジュール1の各ケースに対する受講生の方々の捉え方は、総じて非常にシビアなものがあり、そのひとつひとつの指摘がなるほどと納得させられるものばかりでした。指摘は(中略)あらゆる分野に及び、事業に対する多角的な考察がいかに大切か良く分かりました。起業後の考えられうるあらゆる状況をシミュレートして、対策を事前に準備しておくことが、成功への第一歩であると実感しています。」
  • 「ケーススタディを通じて、自分を俯瞰して眺める視点を少し身に付けることができたと思います。人の成功失敗から学ぶところは大きいと思いました。今後は、人との議論から自分の考え方の癖などにも注意し(中略)、起業家・事業家としての考え方を学んでいきたいと思います。」

5. 研修スケジュール

地域エージェント会議 2009年
9月3日(木)
於慶應義塾大学三田キャンパス
全5地域の地域エージェント様に
ご参集いただきます。
第1モジュール 9月9日(水) 第1セッション(遠隔授業)
9月16日(水) 第2セッション(遠隔授業)
9月24日(木) 第3セッション(遠隔授業)
10月3日(土) 第4セッション(スクーリング)
第2モジュール 10月14日(水) 第1セッション(遠隔授業)
10月21日(水) 第2セッション(遠隔授業)
10月28日(水) 第3セッション(遠隔授業)
11月14日(土) 第4セッション(遠隔授業)
第3モジュール 11月25日(水) 第1セッション(遠隔授業)
12月2日(水) 第2セッション(遠隔授業)
12月9日(水) 第3セッション(遠隔授業)
12月19日(土) 第4セッション(スクーリング)

6. 応募の方法

  • 上記日程で開講する「地域起業家養成研修」の地域エージェントを希望される組織・団体は、下記エントリーシートをダウンロードし、2009年6月22日(月)15時までに事務局宛にFAXにてご提出下さい。


以上

修了生の事業紹介
修了生ネットワークと修了証
受講生募集
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受講生要覧
ケースメソッド入門
本研修の特色である「ケースメソッド教育」について、ケースメソッド教育のメリット、起業家教育への適用の意義などを説明します。
お問合せ先
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    経営管理研究科 文部科学省学び直しプロジェクト事務局
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