2012.04.12

特別講演会開催報告:元インテル日本法人代表 傳田 信行氏

2011年11月24日、慶應義塾大学日吉キャンパス協生館において、元インテル日本法人代表 傳田  信行氏(現 傳田アソシエイツ株式会社 代表取締役社長)をお招きし、「グローバル環境における経営とビジネスコミュニケーション」というテーマでご講演いただきました。
 グローバル人材への需要が高まる中、KBSの学生が今後広くグローバルなビジネス社会で活躍するリーダーとなるためのヒントを同氏の経験から得ることができたら、という私の想いを汲んで頂いての講演でした。

同氏の盛りだくさんの講演では、日本の品質標準をアメリカ本社に納得させ世界標準へと導かれた経験、インテルインサイドブランドの前身であるintel in itブランド確立までの経緯、低消費電力CPU開発のきっかけとなった日本の電機メーカーとの秘話、インテルの戦略転換点、さらにインテルを優れた企業としている社内文化や人事評価システムなどが紹介されました。また、同氏のリーダーとしてのご経験から体得された、リーダーに必要な資質とは何か、というリーダーシップに関する分野に関してもお話頂きました。

 1970年代以降インテルが成長する中で、日本発のアイデアをどう世界標準にするか、ということを常々念頭におき、アメリカ本社と日本の顧客との間に立って、様々な山や谷を超えてこられた同氏の講演は非常にエネルギッシュで、KBSの学生を圧倒するほどのパワーに溢れたものでした。 
 外資系企業の考え方と日本企業の考え方の違いをつかみ、また同氏から発せられるエネルギーに触れることで、今後グローバルなビジネス環境で戦うことを余儀なくされている私たちKBSの学生にとって大変有意義かつ刺激的な講演となりました。

修士2年生(M33) 馬場裕見子
(2008年インテル株式会社退職、2010年マイクロソフト株式会社退職)

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