2013.11.05

学生活動報告:浜田雄介君(M35)国際サミット「One Young World」に日本代表団一員として参加

 世界各国の次世代リーダー同士が、国を超えた1つの地球という単位で、社会問題に対しグローバルな視野をもって議論・人脈形成することができる「One Young World(以下OYW)」と呼ばれる国際サミットが、2013年10月2日~5日にかけて、南アフリカ共和国のヨハネスブルグにて開催され、修士2年生の浜田雄介君が、日本代表団の一員として参加しました。今回は、その活動についてご紹介します。
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 OYWは2010年から活動をスタートさせ、今年で4回目の開催となった国際サミットです。まだ開催実績が少ないため日本における認知度は低いですが、世界190ヶ国、約1,300人という大規模で次世代リーダーが一堂に会し、世界が直面する様々な問題についてグローバルな視点から議論を重ねられる機会として、世界的に認知されつつあります。これほどの規模での国際的な催しは、オリンピックや国際連合会議くらいしか例を見ません。
 OYWの最も刺激的な点は、世界的著名人がカウンセラーとして参加し、そのスピーチを聴講できるだけでなく、face to faceで議論・意見交換をする機会が与えられることです。今回は、前国際連合事務総長のコフィ・アナン氏、グラミン銀行創設でノーベル平和賞を受賞したムハマド・ユヌス氏、ヴァージン・アトランティック航空の創業者のリチャード・ブランソン氏、バークレイズCEOのアントニー・ジェンキンズ氏、ユニリーバCEOのポール・ポールマン氏、等々、名立たるメンバーと意見交換をすることができました。
 私は、OYWへの参加を通して2つのことを実感しました。1つ目は「語学の重要性」、2つ目は「ビジネスにおける想い・理念の重要性」です。
 開催期間中は、各国の参加者たちと会話をしましたが、どの国の代表者たちも英語のレベルが極めて高く優秀でした。OYWのような国際的会議の場に参加するには、日常会話だけでなく、論理的に自己主張するスキルがなくてはなりません。また各国の代表者たちの多くは母国語以外に2カ国語以上話すことができました。母国語+英語は当たり前であり、これからは、さらに多言語でのコミュニケーションが必要となると感じました。
 OYWでは、いくつかの国の代表者がスピーチを行います。そこでは自国が抱える問題やソリューションを発表するのですが、中でも観衆から大きな拍手喝采を受けるスピーチがありました。その発表では、素晴らしいソリューションスキームやビジネスモデルが紹介されましたが、その内容に対して拍手が起きるわけではありませんでした。聴衆が心から感銘を受けたのは、内容よりもプレゼンターの「想いや情熱」でした。内容自体の素晴らしさに加え、「想いに共感する」ことで、人々からより大きな拍手喝采が起きていたのです。これを目の当たりにした時、経営理論やビジネスモデルはあくまで人からの理解を得るためのものであり、真に人を突き動かすものは、リーダーの思想や信条であることを実感しました。KBSの授業でも、「会社は人」「経営でもっとも大切なことは理念」と教わることがあります。その本質について、OYWを通じ考えさせられた気がします。頭では分かっていたつもりでしたが、心から理解できたことは、OYW参加における一番の収穫だったと考えています。

 良い経営者になるためには、経営に関する理論を体系的に学ぶことに加え、自分自身の価値観や思想を磨くための努力が、いっそう必要であると痛感しました。また、世界のグローバルリーダー達との交流ができたことは大きな財産と言えます。

修士2年生(M35)浜田雄介

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今回のOYWへの参加は、日頃からKBS学生と深い交流のある企業様のご協力により実現したものです。このように、KBSでは学生と企業との取り組みの中で、たくさんの活躍の機会が生まれています。日頃の学びを、国際的な交流を通じて体感できる場があることは、KBSの良き文化の1つと言えます。

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