2013.11.14

2013年度ベンチャーキャピタリスト養成講座Ⅰ・Ⅱ 矢上祭 活動報告

 KBSが1,2学期に開講している専門科目「ベンチャーキャピタリスト養成講座Ⅰ・Ⅱ(以下、当講座)」の一環として、10月12日(土)~13日(日)の2日間、矢上キャンパスにて開催された"矢上祭"において、投資と起業の体験学習を行いました。

 当講座は、理工学部設置科目である「アントレプレナー育成講座(エクスペリアンジャパン株式会社・株式会社テクノリンク寄附講座)」 と連携して授業が進められます。アントレプレナー育成講座履修者で結成された屋台運営チーム(全5チーム)を投資先企業と見なし、当講座履修者で結成されたチーム(全4チーム)がベンチャーキャピタリスト(事業投資組合。以下、VC)として屋台運営チームに対する投資を行い、一連のハンズオンの投資活動を通じて、VCの活動と起業を体験するという授業内容です。

 当講座履修生は、4月にチームを結成してから、運営方針や投資基準などVCとしてどのように活動していくかを十分に話し合い、まず自分たちのチームの方針作りをしました。そして6月には、アントレプレナー育成講座履修生と当講座履修生で、互いのチームへのプレゼンテーションを行い、株価・投資額などの交渉を経て投資契約を締結しました。その後は各チームで、ゼミナールや授業の合間を縫って屋台出店に向けた準備を開始し、夏休みには試食会などを通して商品の改善や大幅変更を行うなど、計画の具現化に向けた作業を進めました。この過程では、投資先とVCの関わり方について学習すると共に、徐々に信頼関係が構築されていくのを実感しました。

 矢上祭当日は、初日は夏のような暑さの中、2日目は爽やかな秋空の下、投資先・VCが一丸となって自分たちが作り上げてきた商品を多くのお客様に提供すべく活動しました。初日は、大きく変わる天候に悩まされながら、投資先とVCがそれぞれ考えたことを話し合い、オペレーションやプロモーションなどについての反省をどのようにして2日目の具体的な活動に活かしていくのかを決定していきました。その中で、スタートアップ企業では、想定外の問題が頻発すると同時に発生した問題に対して素早い解決が求められること、そして、そのため現場で起動的に意思決定していくことが重要であることを学びました

 当講座を通じ、これまで学習したファイナンス・生産管理・マーケティング・会計などの知見を、現実により近い形で総合的に学習する機会を得ることができました。また、文化祭の屋台への投資という形ではありましたが、投資先とVCの関係のあり方やチームビルドなど、そこには実際の経営においても活かせる非常に多くの示唆がありました。ここで学んだことを更に高められるよう、残りわずかとなった学生生活を充実したものにしていきたいという思いを強くしました。

修士2年生(M35)
北澤将樹

  vcyagamisai3.jpg   vcyagamisai2.jpg   vcyagamisai1.jpg    

PAGE TOP