2013.12.25

学生活動報告:「ファミリービジネス」をテーマとした勉強会

 寒さが本格的に深まり始めた2013年11月19日。

 「ファミリービジネス」をテーマとしたケースディスカッション・勉強会が、齋藤卓爾ゼミ所属の学生主催で、慶應義塾大学日吉キャンパス協生館にて開催されました。

 当日は、KBS現役学生・OBのほか、他校のビジネススクール学生や、中小企業の経営者を含めた35名が参加しました。この勉強会の企画・運営はすべて齋藤ゼミの現役学生主導で行われ、KBSでケースメソッド教授法を取得した修士2年(M35)の鶴ケ谷典俊君が講師を務めてディスカッションを盛り上げました。

 今回使用したケースは『二世経営者 吉田英樹の苦闘』というタイトルで、主人公が二世経営者として事業承継をした後に実際に苦闘してきたプロセスが生々しく書かれています。クラス討議では、事前に各自が検討しておいた設問に関する内容に留まらず、「ファミリービジネスにおける初代社長の意味や役割」、「主人公である二世経営者が行った経営に対する評価」など、幅広い内容について白熱した議論が展開されました。

 クラス討議の終了後には、このケースの執筆者でありKBS修了生(M24)でもある、香川大学大学院 地域マネジメント研究科客員教授の八木陽一郎氏に、スペシャルゲストとしてご登壇いただきました。八木氏からは、ケースの内容に対する意見交換だけでなく、ご自身の専門分野である組織行動・組織開発に関するレクチャーもいただき、参加者からの質問が殺到する場面もありました。

 また2人目のスペシャルゲストとして、同じくKBS修了生(M23)であり、二世経営者として家業を継承された株式会社ウインローダー代表取締役社長の髙嶋民仁氏をお迎えし、KBSでの学びがファミリービジネスの現場でどのように活かされているかを、熱くプレゼンテーションしていただきました。特に印象に残ったのは、ファミリービジネスの現場においては「知識」はもちろんこと「KBSでの人材ネットワーク」が強く活きている、というメッセージでした。

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 スペシャルゲスト:八木陽一郎 客員教授(M24)    スペシャルゲスト:髙嶋民仁 氏(M23)

 わたしたち現役学生にとっては、日頃から学んでいる「経営」や「事業承継問題」に関する知識を、経営現場におられる方々との議論を通じてより実践的なノウハウとして体得することができたこと、またKBS卒業後、社会に復帰してから壁にぶつかった時に本気で相談し合える「経営者ネットワーク」を、KBS現役学生という枠を超えて構築できたことが大きな成果でした。
 今後もこうした「経営者ネットワーク」を拡充していけるイベントとして、今回のような勉強会を継続していきたいと考えています。

修士2年生(M35)
若松 孝夫

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■参加者の声
・今回の参加メンバーを、今後も自社の課題を共有出来るようなグループにしていきたいと思いました。継続して開催して頂けると嬉しいです。(KBS現役学生)
・ 経営者の方々からの経験談の中に共通する点が多かったのが印象的です。(KBS現役学生)
・KBSの学生ではない者に対してこのような機会をいただけたことを大変感謝しております。今後も是非機会をいただければありがたいです。(他校BS学生)
・ ビジネススクール学生だけのケースディスカッションは一般論が先行しがちですので、現役経営者の方々からのリアルな発言は大変刺激になりました。(KBS現役学生)
・非常に勉強になりました。次回も是非参加させて頂きたいです。(企業経営者)
・同じ志や悩みを持つ人たちと出会えて、有意義な時間でした。同じバックグラウンドだからこそ腹を割って話せることは少なくないので。(企業経営者)
・とっても楽しかったです! 僕が入学した当時はファミリービジネスを積極的にとりあげようという雰囲気はKBSにほとんどありませんでしたので、大きな変化にうれしい驚きでした。これからも是非応援させてください。(KBS修了生)

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