2014.12.01

AAPBS年次総会(設立10年記念)参加報告を公開しました。

AAPBS(Association of Asia Pacific Business Schools)の2014年年次総会が、大分県別府市の立命館アジア太平洋大学を主会場として、11月19日(水)~21日(金)の3日間にわたって開催されました。KBSからは、AAPBS評議員でもある河野宏和委員長と、岡田正大教授が参加しました。今回の総会はAAPBSの設立10周年を記念するもので、"Asian Value under Globalization" をテーマとし、アジア太平洋地域を中心に世界各地から参加者107名が集いました。

初日の19日には「プレ・カンファレンス」として、公益財団法人大学基準協会によるワークショップが開催され、牛尾 則文氏(文部科学省高等教育局専門教育課長)による日本のビジネススクールの現状と課題についての基調講演、次にHoward Thomas教授(Dean, Lee Kong Chian Business School, Singapore Management University)によるグローバルな視点からビジネススクールが共通に抱える問題を提起する講演、最後に青井 倫一教授(明治大学大学院グローバル・ビジネス研究科研究科長、慶應義塾大学名誉教授)をファシリテーターとするパネルディスカッションが行われました。
20日・21日の総会では、まず「AAPBSのこれからの10年」として、中尾 武彦氏(アジア開発銀行総裁)から、経済発展・成熟のための8つの条件について講演があり、ビジネススクールに対する期待が表明されました。斎藤 勝利氏(第一生命株式会社代表取締役会長)による講演では、日本の急速な人口高齢化が多面的に説明され、アジア太平洋地域の他国も今後は同様の状況を想定する必要があるとの指摘がありました。続いて永山 治氏(中外製薬株式会社代表取締役会長 最高経営責任者、KBS顧問)から、マクロかつグローバルな視点から高齢化社会にどう対処すべきか、健康で長寿な社会を形成するためのヘルスケアシステムの革新について意見が述べられました。また小宮山 宏氏(株式会社三菱総合研究所理事長、前東京大学総長)は、成熟社会が目指すべき「プラチナ社会構想」を説明し、参加者との活発な質疑応答が行われました。

今回の総会を機に、これからの10年に向けて、「ケースセンタープロジェクト」をはじめとする7つのプロジェクトが正式に活動を開始しました。KBSは、AAPBSの創設メンバーでもあり、今後の活動において引き続き中心的役割を積極的に担い、アジア太平洋地域各校との連携を一層強化していきたいと考えています。

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