2015.06.22

講演会開催報告:武田薬品工業株式会社 コーポレートオフィサー 平手晴彦氏

2015年6月15日、慶應義塾大学日吉キャンパス協生館において、「製薬産業の特徴と医薬品メーカーの姿」をテーマにKBS学生有志による講演会が開催されました。講師には、世界中の多くのトップ製薬企業で経営に携わった平手晴彦氏(現在、武田薬品工業株式会社・コーポレートオフィサー)をお迎えしました。当日は、大変活発な質疑応答が展開され、グローバルな医薬品市場や研究開発など最新の潮流を深く知るきっかけになりました。また、将来のMBAホルダーに対するアドバイスとして、経験に裏打ちされた経営哲学と自己成長に必要な思考や行動を紹介いただきました。

本講演会は、経営現場で活躍される経営トップの方をお招きし、MBA学生が学んだトップマネジメントや経営の知識が実際のビジネスでどのように活かされるかを知り、同時に新たな気づきを得ることを目的としたKBS学生有志による企画です。当日は、製薬業界やグローバル事業に関心の高いMBA学生に加えて、実際に製薬産業に関わる専門家も参加し、活発な意見交換がなされました。

ご講演いただいた平手晴彦氏は、商社での経験に始まり、その後13年にわたり大手日欧米多国籍企業の代表取締役職を歴任され、2010年に武田薬品にコーポレートオフィサーとして入社後は、日本の旗艦企業の一つである武田薬品の国際展開を支える形で、まず中国事業の再構築に成功されました。直近ではグローバル本社構築に向けてコーポレート・コミュニケーションズ&パブリックアフェアズオフィサーとしてご活躍され、製薬業界団体においても数々の要職を歴任されています。

平手氏ご自身のこれまでの経験に裏打ちされた経営哲学と、目標を達成し自己成長していくために必要な思考や行動についてお話いただく中で、「ヒト、モノ、カネ、情報の中で、やはり最も大切なのはヒト」と強調され、将来のMBAホルダーに向けて、人材育成のあり方やどのように自分を磨き上げていくのかといった視点から貴重なアドバイスがありました。特に、「社員の成長が継続的な会社発展の原動力」とし、経営者として「ひとを大切にする、ひとを育てる」ために組織の中で実践されている取り組みやノウハウ、そして、経験に紐づいた思考や目標設定のプロセスを学ぶ重要さを教えていただきました。

本講演は、単に製薬産業に関わる方ばかりではなく、将来のビジネスリーダーを目指すわたしたちすべての学生にとって着想のヒントが多く含まれ、わたしたちがキャリアパスを構築していく上で大きな示唆を与えられるものでした。

修士2年 (M37) 正木厚子

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