2016.06.27

株式会社エムアウト 田口代表取締役会長を訪問しました。

 2016年6月6日、岡田正大教授引率の下、「慶應大学ビジネス・スクールM38企業継承者の会」のメンバー8名にて、株式会社エムアウトの田口代表取締役会長(株式会社ミスミの創業者)を訪問しました。

 今回の訪問における目的は、日々の勉学に加え、現実の経営において大きな成長を実現させた田口代表取締役会長から、より現実的な経営のお話を伺い、私達メンバーの将来における企業経営の重要な経営的示唆とさせて頂くことでした。

 対談の中では、田口会長がミスミを創業された頃から現在のエムアウトを創業されるまでをお話いただきました。その中でも、田口会長が特に強調されたのは、「良いビジネスモデルをいかに構築できるか」というビジネスモデルの必要性でした。ミスミを田口会長一代で年間売上高約500億円まで伸ばされた背景には、その独特の「マーケットアウト」というビジネスモデルがありました。従来、企業は自社の都合で製品を製造・販売するプロダクトアウト型のビジネスモデルを構築してきましたが、ミスミでは顧客のニーズを的確に把握し、そのニーズに沿った製品を製造・販売するというマーケットアウト型のビジネスモデルを構築し、急成長を実現させました。田口会長から、物不足だった昔の日本では通用したプロダクトアウト型ビジネスモデルは、物が飽和している現代の日本社会ではもはや通用せず、顧客のニーズから製品を生むというマーケットアウト型ビジネスモデルこそが企業を成長させる最も大きな要素だとご教示頂きました。現在、田口会長はその想いから、マーケットアウト型ビジネスモデルを創出・育成を目的としたエムアウトを創業、経営されています。

 ビジネスモデルに留まらず、リーダーシップや人材育成など様々な方面から質問が相次ぎ、あっという間の1時間半でした。教員、学生ともに大きな刺激を受け、大変有意義な時間となりました。

 今回の訪問は、メンバーからの強い要望と株式会社エムアウトのご関係者様の多大なるご協力により実現したものです。この場を借りまして、田口会長を始め、株式会社エムアウトの皆様に心から御礼申し上げます。

 株式会社エムアウト 田口代表取締役会長

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修士2年(M38)乾 文良

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