2016.09.26

株式会社ホープ 代表取締役社長 時津孝康 氏を訪問しました。

日本ではめずらしいBtoGというビジネスモデルで上場した株式会社ホープへ企業訪問いたしました。

2016年7月14日(木)、村上裕太郎准教授とゼミ生8名で福岡市にある株式会社ホープの時津社長を訪問いたしました。株式会社ホープは、自治体の財源確保に特化したサービスを全国に展開、いわゆる行政の持つ資産や空きスペースに広告枠を設け民間企業に販売する広告代理店ビジネスとそれ以外にも自治体へ特化したサービスを展開しております。
今回の訪問目的は、現在福岡で注目されているベンチャー企業で今年6月に東証マザーズと福証Q-Boardに上場し、BtoGという新しい切り口で全国に事業展開している株式会社ホープの時津社長にお話しを伺うことで、将来の企業経営の参考にさせていただくことです。

現在、時津社長は35歳。まず最初に私たちが受けた印象は、仕事に対してとても情熱があり、目標を成し遂げようとする強い志を感じました。そのような男らしさの中にも、上場会社の社長になっても高級車は使用せず通勤は今でも自転車とのこだわりがあり、謙虚さと誠実さを兼ね備えた魅力的なお人柄でした。
大学在学中に一人で起業し、地方自治体が抱えている財政難をはじめ、様々な問題点に着眼することで業界の歪みを捉えビジネスに繋げました。対談の中では地方自治体に着目するきっかけとなったエピソード、当初のビジネス内容は滞納者からの税金を代理徴収するサービスからスタートしたこと、そして最後に取り組んだ現在の有料広告事業は実は一番避けたかったこと等様々なお話しを伺いました。なかでも、起業して1年8ヶ月は契約がなく大変苦しい時期を過ごされ、アルバイトをされながら食べていくのがやっとのことだったそうです。そのときに世の中に必要な人間になりたいと強く思い、このとき経験した気持ちが起点となったそうです。

自分のビジネスが社会に必要な事業であることを信じ続けるなか、2006年10月に福岡県太宰府市の担当者と最初の契約を結んだことがきっかけで、他の自治体との契約へと広がりました。当時のことをボーリングのピンに例え、中央の1本のピンを倒すことができるとその両脇も倒れ次第に全部倒れるという表現をされたのが印象的でした。
同じようなエピソードでは、ミドリムシで有名なユーグレナがあげられます。起業して様々な会社にミドリムシを売り込んできたが会う人会う人に断り続けられ、500社目となる伊藤忠商事と1社契約が取れた途端、次々大企業が集まり、東証マザーズに上場しました。現在、ユーグレナの時価総額が上がり続けていることを考えると、今後、株式会社ホープも同じように成長していくことが予測されます。
そんな時津社長の次の目標は社長が40歳になる2022年までに売上高100億円だそうです。

今回の企業訪問は、質問も相次ぎ大変有意義な時間となりました。この貴重な経験から学んだことを今後の実務に生かしていきたいと思います。
ご多忙の中、時津社長にはお時間いただけましたことを感謝するとともに、この場をお借りしてお礼申し上げます。

(M38 木戸佐千子)

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