2016.11.25

講演開催報告:良いスタートアップとは何か、悪いスタートアップとは何か?  岩谷 渉平様

 11月22日(火)慶應義塾大学日吉キャンパス協生館4階にて、アセットマネジメントOne株式会社 運用本部株式運用グループ国内担当 ファンドマネジャー岩谷渉平様をお招きして講演会が開催されました。KBSではアントレプレナー関連や、ベンチャーキャピタリスト関連の授業がありますが、今回は、新たに機関投資家のファンドマネジャーから見た『良いスタートアップとは何か、悪いスタートアップとは何か』についてご講演を頂ける貴重な機会となりました。

 岩谷様は、上場前に注目されていたベンチャーが上場後も成長し続けている会社の共通点を数社の具体例を挙げてお話しされました。非上場時の経営者の根本的な意識は①My company②株価へのPremium③成長性にあるとしており、上場後の根本的な意識は①Your Company ②株価へのDiscount③公共性にあり、この意識の変化が重要であると説明されました。

 良いスタートアップとは、無名の異端児であっても社会の公器としての探索を続け、社会の大きな不効率を変えたいといった公共性の高い熱い想いが重要である。創業時からのその想いを持ち続けている会社もあれば、上場までちやほやされていたが上場後に挫折をあじわい株価が低迷しプライドをへし折られた後によみがえるタイミングでその想いをみつけた経営者も多いという、数々のベンチャー企業を見てきた岩谷様ならではのコメントを頂きました。

 今回の講演では、上場前から上場後と経営者の気持ちがどのように変遷していくのかといった普段聞けないリアルな内容もあり、現役のファンドマネジャーからのベンチャー企業への視点や考察すべきポイントを教授頂き非常に学び深い充実した機会となりました。

修士課程2年(M38) 中戸川 靖

KBS_Life1125.JPG

PAGE TOP