2017.05.08

シリコンバレー研修報告

 昨年の11月に実施されたビジネスコンペティションである委員長杯の副賞で3月19日から23日までアメリカのシリコンバレーへ研修に行く機会をもらいました。研修とはいえ、自分たちで訪問プランを検討し、会ってもらえる人を見つけてスケジュールを調整することになっていました。そのため事前準備はとても苦労しましたが、多くの方々に協力をしてもらってようやくアポイントが実現しました。

 今回の研修でシリコンバレーに訪問したメンバー全員が起業して世の中にイノベーションをもたらす取り組みを行いたいと考えるようになったのではないかと思います。個人的には大きな気づきが2つありました。

・スタートアップはスピードが大事

 「日本の2日間はシリコンバレーの2時間」、「競合との差をどれくらいの時間をかけて埋められるか」、「何年でキャッシュフローをうむのか」など、インタビューを通じてVCやCVCの方から頂くご意見や質問には「時間」に関することが多い印象がありました。IT技術を用いた競争においては、スピードが最も大事で、走りながら事業を形にして修正を行いながら、競合よりも早くマーケットシェアを獲得していくことが成功するための必須条件だと改めて感じました。

・スタートアップにおけるマネジメントメンバーの重要性

 VCや CVCがスタートアップへの投資基準は、特にアーリーステージにおいては経営者と経営メンバーであるという意見が多数ありました。その背景には、まだキャッシュフローのない事業の段階で、事業を評価することはできないし、多くのスタートアップが途中で事業内容をピポットしているため、経営者の人格、能力、VCとの相性を軸に判断せざるを得ないというのが実情であると感じました。特に印象的だったのは、「自分の欠点を理解して、足りない能力を持った人材を採用しているか」「嫌いな人を部下においているか」というコメントであり、アーリーステージで投資資金を得るには、人を採用する能力への評価額といっても過言ではないくらいであると感じました。

 今回の訪問に際し、多くの方々のご協力をいただきました。ありがとうございます。またこのような機会をいただいた株式会社Gunosy様にも改めて御礼を申し上げたいと思います。

修士課程2年 諏訪純一郎

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