2017.07.20

2017年度「集中企業研究」開催報告

 2017年6月16日(金)、集中企業研究(1学期開講科目、三冨正博講師)の一環として、株式会社大塚家具(以下、大塚家具)の経営に関するケースメソッド授業が協生館4Fにて開催されました。当日は階段教室が満杯となる70名を越す外部からの受講者が参加し、多様なバックグラウンドから活発な議論がなされました。

 本授業は、授業科目「集中企業研究」における集大成の場として、外部の受講者を招き、学生がファシリテーターとしてケースメソッド授業を行うものです。学生は、それまでの9回に渡る授業において、特定の企業を集中的に研究するためにインタビューや企業分析を通じて、ケースメソッド授業の教材となる企業や組織が直面した実際の状況や経営課題を記したケースを作成します。

 今回は対象企業が大塚家具であり、同社代表取締役社長大塚久美子様への2度に渡るインタビューや、都心大型店舗の店長、商品の仕入担当、売場担当などマネジメント層、従業員など複数のレイヤーの方とのインタビューを通じて、数字だけでは現れてこない大塚家具の姿と想いを知るとともに、有価証券報告書、記事等の各種公開資料を元に苦労しながらケースを作り上げてきました。

 このようにして、一社を集中して研究し、会社への理解を深め、「自分が経営者だったら、どうするか」という経営者目線から、どうやったら目的を達成できるのかを考え、企業分析を行い、取り上げた企業を「複数の領域」から「深く」分析して、課題解決の提案を行いました。ケース授業後には、ラップアップとして、学生が分析した大塚家具の現状と今後どのようにしていくべきかについてプレゼンテーションを行いました。その後、ケース授業を観覧頂いていた大塚社長よりフィードバックと実際に経営を行っている経営者としてのお考えをお聞きすることが出来、大変貴重な機会となりました。そして、最後に三冨先生よりご講評を頂き、好評の内に閉会となりました。

 企業訪問によるインタビュー取材やケース・ライティングは、通常の授業では得られない体験であり、経営トップの視点に立って自社の将来を考える姿勢を身につけることができる貴重な機会となりました。当授業は今年で9年目を迎えましたが、今後も意欲ある学生が受講し、協力してくださる企業の価値創造に貢献することが出来れば素晴らしいことだと思います。

 最後に、お忙しい中、2度に渡るインタビューと発表会へご出席頂いた大塚社長と各種アレンジやインタビューをさせて頂きました従業員の皆様にご協力への厚い感謝と御礼を申し上げます。

修士2年(M39)
安喰就一、阿部恭大、稲葉宏幸、内山麻美、木村竜樹、塚﨑千聡、野島朋子、箱田香奈子、古川雄規、森下玲香

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