2018.10.10

2018年度「集中企業研究」開催報告

 

 201868日(金)、「集中企業研究(1学期開講科目、三冨正博講師)」の一環として、三菱商事株式会社(以下、三菱商事)の経営に関する公開授業が協生館4Fにて開催されました。

当日は、三菱商事代表取締役副社長の田邊栄一様、三菱商事の皆様をはじめ、階段教室が満席となる60名を超す外部からの受講生にお集まり頂きました。

 

 本公開授業は、科目の集大成の場として、外部の受講者を招き、学生によるファシリテーターの下、KBSの特徴の1つであるケースメソッド授業を行うものです。

学生は、4月初旬の開講から約2ケ月間、インタビューや公表資料を通して複数の領域から1つの企業を深く分析し、その企業や組織が実際に直面した状況や経営課題を記したケースを作成します。それを基に「自身がその企業のトップであればどうするか」という視点で、現状の課題及びその解決策、今後目指すべき方向性等について、公開授業の参加者全員でディスカッションを行いました。

 

今回の対象企業は三菱商事です。三菱商事は、三菱グループの中核を担う大手総合商社で、総資産・売上・純利益すべてにおいて業界 1 (2018 3 月期)で、国内及び海外約 90 カ国に 200 超の 拠点を持ち、連結対象会社は 1,200 社超、内子会社が約 830 社、関連会社等が 440 社あります。祖業であるトレーディング事業を大幅に縮小し、よりリスクを取って事業そのものを経営する事業経営を行うビジネスモデルへと転換する過渡期にある会社です。田邊様への2度に渡るインタビューや、連結子会社である株式会社ローソンの経営層、三菱商事の国外出資先の最前線で経営を担う若手従業員など、複数のレイヤーの方へのインタビューを通じて、外からでは伺い知れない、企業内部の様子を深く知ることができました。また、数字には現れてこない三菱商事の経営に関する考え方や、経営層から若手社員までが大切にしている理念や想いを知ることができました。

 

ケースディスカッション後には、ラップアップとして、学生が分析した三菱商事の現状と今後どのように経営していくべきかについてプレゼンテーションを行いました。その後、公開授業にご出席頂いた田邊様よりフィードバックを頂き、実際に経営に携わっていらっしゃる立場からのお考えをお聞きすることが出来ました。

 

実際に大企業の経営者にお会いしてインタビュー取材を行うことや、分析内容を基にケースライティング及びケースメソッド授業を行うことは、通常の授業では得られない貴重な体験であり、経営トップの視点に立って自社の将来を考える姿勢を培う機会となりました。本授業は今年で節目の10年目を迎えましたが、今後も意欲ある学生が受講し、協力してくださる企業の価値創造に少しでも貢献することが出来れば素晴らしいと思います。

 最後に、お忙しい中、2度に渡るインタビューと公開授業へご出席頂いた田邊副社長をはじめ、三菱商事の従業員の皆様、並びに連結子会社であるローソンの皆様の御協力へ厚く御礼申し上げます。

 

修士2年(M40
秋場功邦・石榑秀祐・石橋健太朗・岡野洋平・金子愛・白澤豊・税所篤大力・笹川善弘       

新藤朋弘・轟義昭・波戸園美・房野義史・胡昳蝶・横田知良・脇田英揮


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