2018.11.07

YJキャピタル代表取締役社長の堀新一郎さんに来ていただきました

 11月5日の「Gunosy・アントレプレヌーアーシップ寄附講座」第5回はYJキャピタル代表取締役社長の堀新一郎さん(写真中央)に来ていただきました。

 今回のテーマは「起業アイディアをセルフチェックしよう」。「私が必ず聞く5つの質問」「成功する起業家の共通点」など、示唆に富むお話がたくさんあったのですが、ここでは3つだけ挙げておきます。

1. コンサートは弁当代が一番大変
これはたとえですが、コンサートを開く=その前に集まって何か月も練習する=その間ずっとキャッシュアウト、ということです。コンサートを開いてやっと売り上げが立つ(前売り券はもちろんあるでしょうが)。起業するのはいいけれど、プロダクト・サービスが完成し上市するまではずっと持ち出しであるという、あたり前のことが意外に起業家にわかっていない。第4回の「スターアップのファイナンス」でもGunosyエグゼクティブアドバイザーの伊藤光茂さんが指摘されていましたが、「タイミング」はとても重要です。

2.「顧客の獲得の仕方」は差別化になる
差別化と言えば、通常商品力あるいはコスト競争力という話ですが、同じ商品でも顧客をよりローコストで獲得できれば、より早く、より強くなります。「日本企業はマーケティング力が弱い」というのは、昔から指摘され私も10年以上前に『なぜ新しい戦略はいつも行き詰まるのか?』で書いたのですが、2018年のスタートアップでも同じ課題があるというのは目からうろこでした。

3.「自分しか知らない事実」があるか?
これはちょっと大げさですが、要は成功する起業家の1つの特徴として「既存のサービスをめちゃめちゃ研究している」ということです。動画のサービスをやろうとしたら動画のアプリを全部自分でやってみる、400くらいやってみる…そんなことです。そうした中で「何がイケていて、何がイケていないか」「どのような可能性があるか(あるいはないか)」がわかってくるのです。初回に福島さんがご指摘されていたことと重なります。

 委員長杯2018 KBSxGunosy は11月25日(日)いよいよ開催です。

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