2019.03.15

「ロイヤルホールディングス株式会社 代表取締役会長(兼)CEO 菊地様 授業内講演」開催報告(3月6日)

2019年3月6日(水)、「金融機関経営」の授業において、ロイヤルホールディングス株式会社 代表取締役会長(兼)CEO菊地唯夫様をお招きし、「人口減少社会におけるサービス産業の持続的成長モデル」について、ロイヤルグループの取り組みを事例にご講演いただきました。菊地様には昨年も同授業内でご講演いただきましたが、そのプレゼンテーションの素晴らしさが学生内で話題となりました。そのため、今回の講演には履修者以外からも聴講希望が多数あり、教室は満席となりました。講演の最後には、事前にお渡しした学生からの質問93問全てにお答えいただくなど、ロイヤルグループの目指す「日本で一番質の高い“食”&“ホスピタリティ”グループ」を感じ取ることができました。

ロイヤルグループは、「ロイヤルホスト」や「てんや」などの外食事業、空港内や高速道路SA内のレストラン運営などのコントラクト事業、航空機内食事業、リッチモンドホテルズ運営事業を行っておられます。ロイヤルホストの料理の美味しさ(菊地様のオススメはカレー、ハンバーグ)はよく知られていますが、それ以外の事業でも質の高いサービスが評価されています。機内食事業では国際的な機内食会社監査プログラムQSAIにおいて、2012年度から5年連続で食品取り扱いの安全および品質についてアジア太平洋地域で最も優秀な機内食会社に選ばれ、ホテル事業ではJCSI顧客満足度指数調査において8年間で6度1位を獲得されています。また、「ロイヤルホスト」が規模の拡大にこだわらず質の向上を目指す一方で、「てんや」は海外展開を積極的に進めるなど、各事業の役割を明確にすることで、グループ全体で持続的に成長することを目指されています。

菊地様は、銀行員としてご活躍された後、2004年にロイヤルホールディングス株式会社に入社し、2010年3月に社長に就任されました。また、一般社団法人日本フードサービス協会会長を務めるなど、経営者としてだけでなく業界のリーダーとして、外食産業の成長に向けて様々な施策に取り組んでこられました。

講演では、ロイヤルグループの経営戦略に留まらず、外食産業の課題とチャンス、そして財務理論と生産性をキーとする「これからの経営」など、幅広いテーマをお話しいただきました。マクロ環境から現場の店舗運営まで複雑な事象が様々な角度から、ひとつひとつクリアに紐解かれ、全ての説明は極めて論理的で納得性のあるものでした。昨今のビジネスを取り巻く環境は予測不能であり、これまでの延長線上では事業課題の解決にまで至らないことが多くあります。このような時代は、仮説の設定が非常に重要であり、そのためには事象の分解による因子の洗い出しが必要不可欠であると認識させられました。

今回の講演は、普段から学生たちがMBAで学んでいる各科目のエッセンスが統合的に展開されており、1年間の学びの締めくくりに相応しいものでした。講演会にご尽力頂きました菊地様、ロイヤルホールディングス株式会社の皆様、講演会のセッティングをして頂いた齋藤准教授に、この場をお借りして、感謝申し上げます。                                             

                                                                                                                                                                                                                                                                                文責:齋藤ゼミ 岩崎 亮(M40)                       

   

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