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本修士論文は、「企業は国家や産業など既存の枠を飛び越え、 世界に散らばって存在している資源を活用し、 企業は新たな自身の価値を生み出すことが重要である」とする新しい経営思考を論ずる。 本稿においては、 台湾と日本のハイテク産業に属しているイノベーティブなベンチャー企業八社を研究分析する。 その結果から「グローバル・ベンチャーリング」という新たな経営戦略として仮説を導き出し、 企業が「外部資源の活用」及び「グローバル(無国籍化)戦略」を取ることが、 そのイノベーション向上に非常に有効的に働くという結論を提案する。 現在、環境変化を理解しようとせず、自分の領域内から脱し得ない、 「井の中の蛙症候群」に陥った企業は、日本において多く存在する。 しかし、クローズされた空間(市場)で競争する時代はもはや終焉となってきている。 これからの企業は、世界の風潮にただ身をまかせるだけの「REACTIVE」な対応をするのではなく、 環境の変化をいち早く把握し企業自身が変化する「PROACTIVE」な戦略を構えることが重要である。 そしてこれが本修士論文の主旨としている。
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