第117回経営幹部セミナー 開催報告
第117回の経営幹部セミナーは2017年11月1日から11日までの11日間、伊豆の下田東急ホテルで開催されました。海と山に囲まれた絶好のロケーションにくわえ、天候にも恵まれて、総勢85名の受講生が共に学ばれました。経営の専門知識と実践力を高めるために活発なディスカッションが交わされました。
セミナー期間中、受講者のみなさんは深夜までの予習、早朝からのグループ・ディスカッション、そしてそれに続くクラス・ディスカッションという日程で経営の諸側面を学びました。受講生からは、「とても刺激的で勉強になりました。グループメンバーの質が素晴らしく、学ぶべきことが非常に多かったです」「ここまでの異業種の方々と触れ合える機会はこれまでなく、ここで出来たネットワークは大きな財産です」「実名のケースでディスカッションするのは素晴らしいと思いました。受講前は長いと思ったが、充実しており11日間あっという間でした」といった声をいただきました。
また、実際セミナーで取り扱った個別のケースに関しては、以下のような声をいただきました。
- 「企業の組織と倫理-ガバナンスと危機管理-」(姉川知史教授)
幅広く意見を収集くださった、各人に合わせた返答があった - 「電通によるイージス買収」(齋藤卓爾准教授)
買収検討における判断材料を学習できた - 「株式会社あきんどスシロー」(村上裕太郎准教授)
財務諸表の比較方法が分かりやすく実践で即使用できる - 「富士フイルムホールディングス」(高橋大志教授)
自社株買いの仕組みを初めて知り、勉強になった - 「日本の医療費:2つの医療概念から日本の医療を考える」(後藤励准教授)
違った視点から医療を見ることができた - 「シアリス-No.1ブランドへの挑戦-」(井上哲浩教授)
マーケティングと今後の本質をとらえた戦略が学べた - 「ある電機メーカーにおける人材配置問題」(渡邊直樹准教授)
DAアルゴリズムを活用した人員配置が参考になった - 「レゴ」(磯辺剛彦教授)
企業の成長戦略の考え方を学べた - 「衣浦メンテナンス工業株式会社」(市来嵜治専任講師)
生産現場の状況がリアルに感じられ、参考となった - 「言語とグローバル化:楽天の英語化」(山尾佐智子准教授)
自社にも適合するテーマであり、大変興味深く聴講することができた - 「鍋屋バイテック会社」(河野宏和教授)
選択と集中、製造業の生き残りを学ぶ好事例 - 「なぜ会社を辞めるのか」(大藪毅専任講師)
今まで考えていた「人事」とは違った観点を教わった
第117回経営幹部セミナー 主管 村上 裕太郎
セミナー概要
開催日時 | 2017年11月1日(水)~11月11日(土) |
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会 場 | 下田東急ホテル |
日程表 | 第117回経営幹部セミナー 日程表 |