第120回経営幹部セミナー 開催報告

第120回経営幹部セミナーは、2019年8月28日(水)から9月7日(土)まで11日間にわたって京都東急ホテルにて開催されました。さまざまな業種・地域の企業計47社から合計88名 (平均年齢44歳) のご参加をいただき、活発な討議が行われました。

セミナーでは、AIパーソナルアシスタントを開発したシンガポールのスタートアップを題材にしたケース『Evie.ai』を皮切りに、マーケティング、総合経営、組織・マネジメントなど経営者に必要とされる主要8分野について、国内外の企業のケースを1日2本のペースで、導入ケース授業を含めて合計17本学びました。セミナー期間中、受講者の皆さんは深夜までの個人予習と、昼食をはさんで午前・午後に1組ずつ設けられたグループ・ディスカッションとそれに続くクラス・ディスカッションとをこなし、ケース教材を通して、経営上、業務上の問題、課題について考え、意見を交わしました。今回の受講生は、学習意欲が期間を通じて高く、昼食やコーヒーブレイクの時間を早々に切り上げて次の部屋に移動するなど、タイトなスケジュールの中、個人での予習や、グループでの議論など、時間を惜しんで積極的に授業準備を行っていました。
一方、有志によって急遽結成された「KBSマラソン部」が、朝6時にホテルを出発し、三十三間堂まで往復するなど、受講生同士の仲が非常に良かったのも今回の受講生の特徴です。終講パーティーでは、円陣を組むグループもあるなど、「同じ釜の飯を食べた」仲間としてのきずなが生まれました。

最終日は、Institution for a Global Society (IGS) 株式会社 CEO/創業者の福原正大 (ふくはらまさひろ) 様による「経営・人事におけるデジタル革命とスタートアップの挑戦」と題した講演が行われました。人事採用にAIを利用すべきか否か、人間が(他者に対して)潜在的に持つバイアスとAI支援による(人材評価の)意思決定・判断の質の向上の可能性、学校教育におけるAIの利活用の可能性など、ピープルアナリティクス(「HRテック」)の最前線のテーマについてご講演頂きました。今日ますます社会での利活用の進むAIへの理解の重要性を再認識すると共に、AIと人間の共生・協調のあり方に関して考える機会を提供して頂きました。

セミナー終了後、受講生からは、内容に関しては、「(以前参加したセミナーより)日本企業が題材に多く含まれており、より興味が持てた。グループ、クラス共にいろいろな意見を聴くことができ有意義であった」「テーマとしてメーカー(車・製薬、GE、日産、武田、ヤマハ等)、サービスとIT分野でバランスの良いチョイスだと思った」「マーケティング、生産管理、財務等、様々な分野のケースを学ぶことが出来、勉強になった。自社をモデルとしたケースを作成してみようと思った」
また、セミナー全般に関しては、「スケジューリングなどがよくできているプログラムだと思いました。これまでの開催実績により、改善されてきたセミナーなのだろうと随所に感じました。OB会なんてあるとおもしろいですね」「全体の構成・流れはうまく出来ていて参加していて楽しかった」「色々なところに工夫が見られ、バランスの良いプログラムでした。大変多くの事をおかげ様で学ぶことが出来ました」といった感想をいただきました。  

変化スピードの速い現代社会において、いま持っている知識や経験、事業モデルはすぐに陳腐化する可能性があります。今回のセミナーでの学びを出発点として、受講生の皆様には、それぞれの職場において、自主的、継続的に学び続けて頂きたいと思います。セミナーで築かれた友情が継続・発展することを願い、本セミナーのご報告とさせていただきます。

第120回経営幹部セミナー 主管 林 高樹



セミナー概要

開催日時 2019年8月28日(水)~9月7日(土)
会  場 京都東急ホテル
日程表 第120回経営幹部セミナー 日程表

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