国際プログラム
国際単位交換プログラム
国際化の進展に伴い、海外の定評あるビジネススクールとの間で、1988年度に国際単位交換プログラムを発足させました。修士課程に在籍するKBS学生は選抜の上、2年次の2学期(3~4カ月間)に北米、欧州、アジアの提携先ビジネススクールに留学することができます。一方、提携先ビジネススクールからは2学期および3学期に留学生を受け入れ、留学生とKBS学生が共に学べる授業を英語で開講しています。毎年15~20名の交換留学を継続しています。
ダブルディグリー・プログラム
日本国内のビジネスが成熟段階を迎えている現在、成長の大きな可能性は、海外市場およびビジネスのグローバル展開にあります。KBSのカリキュラムは、グローバルに活躍できるビジネス・リーダーの育成を念頭においています。そのための本格的なプログラムとして、海外トップレベルのビジネススクールとの、ダブルディグリー・プログラムを提供しています。ダブルディグリー・プログラムは、KBSと提携校で1年間ずつ学び、2年間で両校の正規卒業生としてそれぞれの大学院からMBAが授与されるプログラムです(WHUとのプログラムは計2年半)。多くの科目が履習できるほか、語学力や異文化対応能力なども要求される、チャレンジングなプログラムです。
国際共同研究・共同授業
アジアビジネス・フィールドスタディ
2012年に、清華大学(中国)、KAIST(韓国)とKBS(日本)の3校合同プログラム「アジアビジネス・フィールドスタディ」を開始しました。3校のMBA生が、3カ国のうちの1国について、その産業に属する代表企業や特色のある企業等を訪問し、最終的にはグローバル市場における海外戦略について政策提言を行うことを目的としています。
Council on Business and Society(CoBS)
2011年に、ダートマス大学タック・スクール・オブ・ビジネス(アメリカ)、エセック経済商科大学院大学(フランス)、マンハイム大学ビジネススクール(ドイツ)、復旦大学ビジネススクール(中国)、ファンダサウン・ゲットゥーリオ・ヴァルガス大学(ブラジル)とKBS(日本)6カ国のトップ・ビジネススクールからなる国際共同研究・教育のアライアンス、「Council on Business and Society(ビジネスと社会に関する評議会)」を設立しました。
現在の活動の柱は年次国際フォーラムです。研究者と実務家の比率、出身地等のバランスを考慮した登壇者による基調講演、パネルディスカッション、分科会を通じて、産・官・学が一体となり、活発な議論を展開しています。