国際単位交換プログラムMBAプログラムEMBAプログラム

国際化の進展に伴い、海外の定評あるビジネススクールとの間で、1988年度に国際単位交換プログラムを発足させました。修士課程に在籍するKBS学生は選抜の上、2年次の2学期(3~4カ月間)に北米、欧州、アジアの提携先ビジネススクールに留学することができます。一方、提携先ビジネススクールからは2学期および3学期に留学生を受け入れ、留学生とKBS学生が共に学べる授業を英語で開講しています。プログラム発足以来、毎年15~20名の交換留学を継続しています。

グローバル化は時代の要請ではありますが、これだけ大きな規模で、海外のトップビジネススクールと単位交換形式の国際プログラムを実践しているビジネススクールは国内では他に見られません。

プログラムの特徴

豊富な協定校

KBSの交換留学協定校はいずれも世界トップレブルのビジネススクール。所在地もアジア、欧州から北米まで幅広く、自身の将来のキャリアに合わせて様々な観点から留学先を選択できます。協定校によっては高度な英語力を要求されますが、一定の英語力に達していれば留学できる協定校も豊富にあるため、広く留学のチャンスがあります。

短期の留学プログラム

最短でも1年間の留学期間になるダブルディグリー・プログラムと異なり、留学期間は4ヶ月間と短期間であるため、過去に海外に長期留学した経験のない学生でもチャレンジしやすいプログラムです。

留学前の学習サポート

2014年度より入学時にTOEFL受験を新入生全員に課しています。なるべく早い段階で自身の英語力を確認することで留学への意識を高め、効率的な学習計画を立ててもらうことを目的としています。早期に英語力アップのための学習に取り掛かることで、英語力に自信のない学生も留学の機会を得られるよう、また留学を目指す学生がより多くの選択肢を持てるようになります。また1年次1学期より英語でのコミュニケーションの訓練を目的とした授業や、協定校からの留学生も参加するすべて英語で実施される授業を多く設置しているため、日本にいながら留学までに必要なコミュニケーションスキルを習得することができます。

留学しない学生にもメリットがあります

2学期(9月~12月)および3学期(1月~3月)に協定校からの留学生を受け入れ、一緒に英語の授業を受講できます。海外留学を選択しない場合でも、KBSにいながら海外のMBA学生とのディスカッション・異文化交流をすることができます。

国際単位交換プログラム 2年間の流れ(MBAプログラムの場合)

国際単位交換プログラムに参加する学生は2年生の2学期、約4カ月間を提携先の海外ビジネススクールで過ごし、そこで履修した科目がそのままKBSの単位として認定されます。
海外へ留学するためには、一定の英語力と学業成績をクリアし、面接に合格することが必要です。交換留学先での授業料と登録料は免除となります。応募資格、応募方法、応募期間、審査方法などの詳細は、毎年1年次の2学期に説明会を開催します。

※EMBAプログラムについては、個別に対応させて頂きます。

応募資格

本研究科修士課程正規生で、入学次年度に第2学年生として在籍する者

  1. 1年次2学期修了時までの基礎科目の平均点が基準点以上である者
  2. 協定校で勉強するに足る語学能力と動機を有する者
    ※TOEFL点数が基準点以上
    ※留学を希望する相手校によっては独自の基準点を義務付けている場合がある
  3. 本研究科修士課程の課程修了見込者
  4. 第2学年9月から12月までを海外で過ごすため、出発前の期間で修士論文の見通しをつける展望・意欲・決意を有する者

※応募資格は変更になることがあります。詳細は入学後に説明会があります。

留学先での履修単位

留学先で取得した単位は、留学先のMBAコース正規科目に限り、8単位を超えない範囲で本研究科課程修了に必要な単位として認定することができます。

費用

留学先での登録料と授業料は免除されますが、渡航費、生活費、教科書代、保険代等その他の留学諸経費は個人負担となります。

留学体験者の声

各校の特色

Tuckは学生数が1学年280名程度で、昨今のMBAトップ校では数少ない、小さいコミュニティーで教育の質を保っている学校でした。そのお蔭で、教授陣からのサポートが手厚く、レポート課題の相談や講義の後の追加質問などのために、十分な時間を頂きお話しすることができました。

(Tuck School of Business at Dartmouth 2013年度留学)

特徴的な授業

"Medical Care and the Corporation"
グループに分かれ、実際にクライントを持ち1学期間かけてコンサルティングするプロジェクトを行いました。チームメンバーは、MBA生だけでなく、医学部生や公衆衛生研究科の大学院生など、ダートマス大学内の他の学生とも協力しながら、クライアントの為に問題解決と提案を行いました。アメリカの医療の提供体制や保険制度など、新しく勉強しなければいけないことが多くありましたが、医学部生などの力を借りながらリサーチしました。一方で、プロジェクトマネジメントの面ではMBA生として力を発揮し、チームのペースをつくっていくことや、クライアントの要望に応えることができているか軌道修正することで貢献できました。クラス内で新しい知識をインプットしながら、プロジェクトを通してクライアントに対しアウトプットできた経験は、短期間でしたが実践的でした。

(Tuck School of Business at Dartmouth 2013年度留学)

滞在中の生活

8カ国の学生達とハウスシェアをしながら生活をしていたのですが、全員が母国外で生活をする外国人という環境下であるからこそ、お互いの生活習慣や考え方の違いを実感する事ができ、非常に貴重な経験となりました。彼らハウスメイトとは、様々なネットワーキングパーティに参加し、ヨーロッパ各地を共に旅行するなどして、生涯の友となる事ができました。

(IE Business School 2013年度留学)

課外活動

Kelloggの課外活動で最も有名だと言われているのがKWEST(Kellogg Worldwide Experience & Service Trip)といわれる1年生向けのボランティア旅行です。世界中で同時期にボランティア活動や様々な課外活動に挑戦します。KWESTでのルールはただ1つで、自分の名前以外は一切の個人情報を明かしてはいけないこと。全ての先入観や固定概念を取り払った上で、初対面の25名と1週間旅をすることで、今までいかに様々な先入観に影響されてきたかを実感できました。そこでできた仲間は特別な存在となりました。

(Kellogg Graduate School of Management, Northwestern University 2013年度留学)

提携校からの留学生受入

異なる文化的背景や考え方を持つ海外の優れたMBA学生を受け入れ、国際語である英語をメディアとして学ぶ機会を提供するために、第2学期(9月~12月)、第3学期(1月~3月)に、英語による専門科目を設置しています。海外へ留学しなくても、英語で開講される専門科目を履修することで、KBSにいながらにして海外からの留学生たちと交流をし、国際感覚を身につけることができます。

提携校

以下の海外ビジネススクールと単位交換協定を結んでいます。

(2015年10月現在)

アジア・オセアニア

欧州

北米

南米

中東

アフリカ

(地域別・アルファベット順)

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