Booth School ofBusiness Harper centerHyde ParkThe Joe and RikaMansueto LibraryKeio Business School10留学先: Booth School of Business, University of Chicago経歴: 社会人経験3年後、(退職)入学ピーキングは、公式教材で反復練習しました。こうした準備を重ねて、TOEFLの目標スコアを達成することができました。4. 選考のプロセス 最初にIPのオリエンテーションが行われ、1月初旬には留学の志望理由・目的を含めた”Statement of Purpose”の提出と共に、TOEFLテストのスコアが求められます。特にTOEFLのスコアは非常に重要で、志望大学の基準スコアを満たすよう、早めの準備が必須となります。 また、2月頃には研究科内での選考が行われ、その結果がメールにて通知されます。この選考はそれまでの成績、TOEFLスコア、”Statement of Purpose”等を総合的に評価して行われました。5. 2校で学んだ感想(KBSと海外ビジネススクールの違 KBSとChicago Boothの共通点は、学生の真面目な姿勢とケースメソッドの重視です。両校とも、ケースを通じた実践的な学びを最優先し、これが将来の経営者に不可欠だと教えています。 一方、Chicago Boothの特徴は、Full-timeの学生がPart-time、EveningやWeekendプログラムの授業も履修できる点です。午後9時までの夜間や週末の授業で、働きながら学ぶ学生たちと議論し、彼らの実務経験から学ぶ機会があったことが、学びの幅を広げる上で非常に役立ちました。1. IPにチャレンジしようと思った時期、きっかけ 資本主義の中心地アメリカの空気を肌で感じ、異なる環境で学ぶことでビジネスの真髄を掴みたいと考えたことがきっかけです。 自身のユニークな経歴を生かしながら、多様性のあるコミュニティーで活動することで、競争の激しいビジネス界でリーダーシップを発揮するために不可欠な“強靱さ”が身につくと思います。また、自分の視野を広げ、グローバルなネットワークも構築できると考えました。2. なぜChicago Boothを選んだのか まず第一に、Chicago Boothは学生数がKBSの約10倍で、より多様な経験を積める環境だと感じたからです。次に、ビジネスで成功するために不可欠な財務や会計学など定量的アプローチを重視する点も勉強になりました。そして最後に、シカゴという都市の魅力です。経済的・歴史的に重要で多様性に富み、ノーベル賞受賞者を多く輩出した街は、自身の成長と将来のキャリア形成にとって絶好の環境だと考えました。3. 留学決定までの英語の自主学習 私は学部時代から英語で授業を受けており、KBSでも英語のディスカッションやプレゼンテーションで実践的な力を磨きました。さらに、TOEFLの形式や時間配分に慣れるため、オンライン模擬試験を活用し各セクションを重点的に練習しました。特に正確さと速さが求められるリスニングとスいや共通点、2つの学校で学べるメリットや感じたこと等) 6. Chicago Boothで一番印象的だった授業 Financial Management科目が最も印象に残りました。J.P. Morganで20年のキャリアを持つ教授が担当し、実際の企業ケースを議論する形式でした。事前に財務動画が提供され、基礎知識がなくても学習できます。大変でしたが財務知識に自信がつきました。また、米国のCorporate Financeの実務環境も理解できました。理論と実践のバランスが取れた内容で、将来のキャリアに生かせる貴重な経験になりました。金融界の雰囲気を感じ取れたのも大きな収穫でした。財務スキルと業界理解を深めることができ、非常に有意義な授業だったと思います。7. 留学経験をどのように生かしたいか KBS卒業後は、企業財務とリスクに関する仕事に携わる予定です。留学で得た経験を生かし、グローバルに活躍できる人材を目指します。KBSとChicago Boothでの学びは非常に貴重で、これらすべてを仕事に生かし、世界の経済と社会に貢献したいと考えています。 留学中に出会った教授や留学生とのネットワークを大切にし、共同研究やビジネスパートナーシップの可能性も探るほか、成功するビジネスモデルの創出にも挑戦したいと思います。 グローバルな視野を持ち続けることの重要性を痛感したので、社内外を問わず、世界中の人々との交流や議論の機会を積極的に持ち続けていきたいと思います。この姿勢が、日本企業の世界進出支援にも繋がると確信しています。日本と世界をつなぐ懸け橋になりたいチャルィエフ,バルカン修士課程2025年修了
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