第116回経営幹部セミナー 開催報告
第116回経営幹部セミナーは、2017年9月6日から16日まで京都東急ホテルで開催されました。84名の参加者が共に学び、活発な討議が行われました。
セミナー期間中、受講者の皆さんは深夜までの予習と、早朝からのグループ・ディスカッション、そしてそれに続くクラス・ディスカッションという日程で経営の本質を学びました。受講生同士は瞬く間に親しくなり、初日から遅くまで授業、ビジネスの議論を活発に行っていました。11日間はあっという間に過ぎ、後半は、戦友として、公私共にというより、それを超えたつながりが生まれたようでした。
セミナーの形式について、受講者からは、「事前準備は大変だったが、その甲斐があった」「集中して勉強できた」「合宿形式の意義が良くわかった」といった声をいただきました。
また、内容に関しては、「興味深いケースが多く、世の中の変化の下、新しい経営環境においてどうすべきか深い議論ができた」「先生方が多様で興味深く、参加者も多様かつ素晴らしいメンバーで広く様々な議論ができた」といった意見を頂戴しました。
セミナーでディスカッションされたケースの中でも、「桜十字病院:「あたりまえ」をめざして」(清水勝彦教授)、「コマツ粟津工場 - 本業を通じたCSRの実現 -」(坂爪裕教授)、「GEとインダストリアルインターネット」(小林喜一郎教授)など、多種多様なケースの議論は、真の経営について、深くかつ新しい視点で学ぶことができた、とご好評をいただきました。また、最終日にはブラックロック・ジャパン株式会社の江良明嗣氏による「日本企業経営の真の課題」と題した講演会が催され、江良氏の講演の後、齋藤卓爾准教授と私の三者でのパネルディスカッションを経て、受講生と江良氏との幅広いディスカッションを行い、大変活発に日本企業の真のあり方について考えを深めました。
セミナー最終日前日の終講パーティーでは、苦楽を共にした受講生同士の親睦を深めていました。業界、業種、年齢、性別を超えた受講生が集まり、ネットワークを構築できることもセミナーの大きな意義のひとつです。今後ともこの学びのネットワークが継続・発展することを願い、本セミナーのご報告とさせていただきます。
第116回経営幹部セミナー 主管 小幡 績
セミナー概要
開催日時 | 2017年9月6日(水)~9月16日(土) |
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会 場 | 京都東急ホテル |
日程表 | 第116回経営幹部セミナー 日程表 |