ゼミナール
高木研究室の目的
組織行動学の理論を構築し、同時に企業組織での実践に活用するための研究を行う。修士課程と博士課程のゼミ生が所属し、現場でのデータ収集、分析、そして実務への提言に及ぶよう、理論と実践の両立する研究活動を展開する。
ゼミナール(修士課程)
指導教授およびゼミ生は、通常の研究室でのゼミ(リアル・ゼミ)を週一度行い、各自の研究テーマの進捗内容について毎回相互に刺激し掘り下げる議論を行う。加えて、インターネットを活用した電子会議室(バーチャル・ゼミ)でも議論を継続する。この二つのゼミを並行させることで「アクション→フィードバック」というゼミ活動のサイクルを通常の1週間から1日サイクルに短縮し、それによって情報の共有化と議論の活性化を実現している。ゼミ生は各自の問題意識を十分に見つめ、高い研究自由度の下、それぞれが主体的に活動を行っている。リアル&バーチャル両面のゼミ活動がうまく機能しているのも、このオープンさがベースとなっている。このような「バーチャル・ネットワーク型の開かれたゼミ」が最大の特徴であろう。
修士課程ゼミナールの1年間はおおよそ次のように進行する。
修士1年 3月 | 入ゼミが決定 |
---|---|
修士2年 4月 | テーマ選定と文献研究 |
5月 | テーマ選定と文献研究続き |
6月 | 修士論文プロポーザルを提出(ここで副査となる指導教授への依頼を行う) |
7月 | 早い人はこの時期からデータ収集を開始 |
8月 | 夏休みは半分修論、半分休息がゼミ方針 |
9月 | 質問調査票送付やインタビューなどの企業調査が本格化 |
10月 | 必要ならば引き続き企業調査 収集したデータ分析を本格化 |
11月 | 修士論文の執筆に力点が移行 |
12月 | 修士論文のゼミ内提出が済んで安心して冬休み |
1月 | 修士論文発表会 |
2月 | 修士論文製本版最終提出 |
3月 | ゼミOB会(次年度ゼミ生への引き継ぎ) |
ゼミナール(博士課程)
KBS教授間の申し合わせにより、塾の定年年齢65歳より手前6年以内となった教授は博士論文指導学生を持たないこととなっているため、現在の高木研究室には博士課程ゼミ生の所属はない。