担当授業科目

修士課程 / 博士課程(併設) 自由科目

ケースメソッド教授法 (Case Method Teaching and Discussion Leadership)[2学期 2単位]

教 授
高木 晴夫
非常勤講師
竹内 伸一

KBS はケースメソッドを授業方法の中核に位置づけているわが国唯一の教育機関である。本科目は、KBSで数多くの科目をケースメソッドで学んできた学生に、教える側の世界に触れる機会を提供する。授業の各セッションでは、短い講義は行うが、「ケースメソッドをケースメソッドで教える」ことを主眼としているため、履修者が交代で講師役を務める「ディスカッションリード演習」を授業の中心に置く。

この演習では、ケースメソッド授業の教室で生じる諸問題を取り上げたケースを多用する。したがって、履修者にとっての本科目での学びは、1)自ら講師役にチャレンジして学ぶ、2)他者の授業運営ぶりから学ぶ、3)演習で用いるケースについて積極的に議論することで学ぶ、の3つの側面を持つ。チャレンジしてもらえる人数に限りはあるが、履修者は積極的に1)に挙げた講師役に立候補されたい。授業で扱う主なテーマは、「討議から学ぶことの価値を考える」「参加者を理解する」「学びの共同体を築く」「非指示的に教える」など。これらのテーマについてクラス全員で議論を深めていくことで、履修者一人一人にとっての拠りどころとなる「ケースメソッド教授法」を確立させる。

具体的な授業内容が記載されている授業シラバスは下の通り。

ケースメソッド教授法(2009年2学期分)
ケースメソッド教授法(2008年2学期分)
ケースメソッド教授法(2007年2学期分)
ケースメソッド教授法(2006年2学期分)
ケースメソッド教授法(2005年2学期分)
ケースメソッド教授法(2004年2学期分)

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