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M22 (2000年度)  サブゼミ 利用書籍 詳細


『ネットビジネス戦略入門 Customers.com
 Seybold, Patricia 著  鈴木純一 監訳  翔泳社、 1999

「顧客」という観点からエレクトロニックコマースを斬って、ネットビジネスの戦略規格に必要な5つのステップを解説し、そして16の成功事例をビジネスと技術の面から詳細に分析している。本書はきわめて冷静にエレクトロニックコマースの枠組みを見据え、その中で何ができるか、何をすべきかを解説している。(抜粋)

1. ネットビジネスで成功するための5つのステップ
2
. 成功するために重要な8つの原則とその事例 


『戦略サファリ』
Mintsberg, Henry. Ahlstrad, Bruce and Lampel, Joseph 著  斎藤嘉則 監訳 東洋経済新報社、  1999

「戦略は優れた実践を導く。そして、実践から優れた戦略が形成される。」今こそ、企業の戦略と実践とのギャップ、そして戦略と実践の相互関係を、自らもう一度ゼロベースで、謙虚に捉え直してみるべきである。なぜなら、戦略とは実践されなければ価値がないということを、忘れてはいないだろうか?あるいは、ある一つの実践が、後に大きな戦略パターンを創発するということを、見逃してはいないだろうか?本書は、そのための素材としてはほぼ完全に近いものを提供してくれるはずである。(抜粋)

1章  サファリツアーのねらいと構成
2章  デザイン・スクール[コンセプト構想プロセスとしての戦略形成]
3章  プランニング・スクール[形式的策定プロセスとしての戦略形成]
4章  ポジショニング・スクール[分析プロセスとしての戦略形成]
5章  アントレプレナー・スクール[ビジョン創造プロセスとしての戦略形成]
6章  コグニティブ・スクール[認知プロセスとしての戦略形成]
7章  ラーニング・スクール[創発的学習プロセスとしての戦略形成]
8章  パワー・スクール[交渉プロセスとしての戦略形成]
9章  カルチャー・スクール[集合的プロセスとしての戦略形成]
10章  エンバイロメント・スクール[環境への反応プロセスとしての戦略形成]
11章  コンフィギュレーション・スクール[変革プロセスとしての戦略形成]
12章  新たなるパースペクティブ


『日本の競争戦略』
  Porter, Michael E. 竹内弘高 著  榊原磨理子 協力  ダイヤモンド社、 2000

本書の目的は、まず第一に、日本経済が戦後歩んできた軌跡を説明し、理解するための理論を提供することである。(略)本書の第2の目的は、日本が今後進むべき方向が不明瞭な今こそ、日本が経済力再生に向けて取り組むべき具体的な処方箋を提供することである。(抜粋)

1章 国際競争力の日本型モデル
2章 日本型政府モデルの再考
3章 日本型経営の再検討
4章 日本の競争力の源泉
5章 日本はいかにして前進すべきか:政府への課題提言
6章 日本企業を変革する
7章 日本は競争できるか  


『競争力 −「Made in America10年の検証と新たな課題』
 Lester, Richard Keith 著  田辺孝二、西村隆夫、藤末健三 訳   生産性出版、 2000

(本書において著者は)米国の状況が、競争至上のいわゆる米国モデルといわれるような単純なものではなく、多用な活動から生み出されていること、その中のベストプラクティスとされているものが極めて日本的なもの=利益よりも理念・人の意欲を大切にするなどであること、情報技術と生産性のパラドックスが当然のことであること、など米国産業の核心について事例をもとに分かりやすく解き明かす。著者は21世紀の競争力の基盤となる「新たな経済社会」の実現に向けて、次のようなメッセージを送っている。第一に、21世紀の資本主義のあり方についてである。(略)第二には、競争力は無形の資産への投資から生まれることである。(略)第三は、多様性と多様なものの結合の重要性である。(抜粋)

1部 概要と導入
2部 競争力の復権―5つの産業の奇跡―(自動車・鉄鋼・半導体・電力・移動体通信)
3部 ベストプラクティス再考
4部 不確実性との共生 ―着実な成長への道―


『既存企業VSドットコム』


『シリコンバレー創世記』


『ITマネジメント』
 Harvard Business Review 編  ダイヤモンド・ハーバード・ビジネス・レビュー編集部 訳 ダイヤモンド社、 2000

本書は、急速に発展したIT(情報技術)への企業の対処法や競争優位戦略との関連性について論考している。IT革命においてアメリカの後塵を拝した焦燥感から、多くの日本企業が急ピッチでIT投資を増額しようとしているが、本書執筆者の一人は、「投資する前に、まずは自問せよ」と警告している。自問すべきことは何か。それが、本書のテーマのひとつである。(抜粋)

1章 ITを活用する経営
2章 ERPの効果とその限界
3章 ITの選択的アウトソーシング成功の条件
4章 競争原理を働かせるITのアウトソーシング戦略
5章 高固定費を付加価値に変えるアウトソーシング戦略
6章 人間中心の情報マネジメント
7章 IT投資をいかに成功させるか
8章 2000年問題の危機認識とその対応策の総括


『経営戦略論』
 Harvard Business Review 編  ダイヤモンド・ハーバード・ビジネス・レビュー編集部 訳

情報化、グローバル化など、競争環境の変化は激しい。その中で、企業の戦略構築能力は、以前にも増して重要なものになってきている。企業戦略を考える上での、さまざまなアイデアやアプローチを提示したのが本書である。(抜粋)

1章 ケイパビリティに基づく経営戦略
2章 資源、事業、組織を連動させた企業戦略
3章 コア・コンピタンスを実現する経営資源再評価
4章 シナジーを創出する多角化企業の戦略
5章 ペアレンティング:多角化企業の事業戦略
6章 集中戦略はなぜ新興市場で機能しないのか
7章 「持続可能性」のための経営戦略

 

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Last updated 04/03/22