KOBAYASHI Laboratory
M25 (2003年度) サブゼミ 利用書籍 詳細
『イノベーション経営』
亀岡秋男/古川公成 編 放送大学教育振興会 2001年
本書は、放送大学の「技術経営(MOT)」の中核であるイノベーション経営に焦点を絞って設けられた科目のテキストとなっている。本書(本科目)のねらいは、「科学技術創立国」を目指して、新たに新産業を起こすイノベーションの創出にあり、これを推進するイノベーターの育成と環境の整備にある。いまや競争力の中核は科学技術知識そのものから技術マネジメント力に移っている。魅力ある目標創設と共有および知的活動の場の創設が新技術経営の鍵である。(抜粋)
第1章 「イノベーション経営」序論
第2章 イノベーションと科学技術
第3章 イノベーションのプロセス
第4章 イノベーターの創出
第5章 技術・市場の予測と新コンセプト創出
第6章 新製品・新事業の創出
第7章 経営戦略と技術戦略
第8章 技術戦略推進のプロセス
第9章 研究開発投資とリターン
第10章 知識創造経営
第11章 知識財産の戦略
第12章 国際競争力
第13章 科学と技術のイノベーション
第14章 ナショナルイノベーションシステム
第15章 イノベーション経営−総集編
『戦略サファリ』
Mintsberg, Henry. Ahlstrad, Bruce and Lampel,
Joseph 著 斎藤嘉則 監訳 東洋経済新報社、 1999年
「戦略は優れた実践を導く。そして、実践から優れた戦略が形成される。」今こそ、企業の戦略と実践とのギャップ、そして戦略と実践の相互関係を、自らもう一度ゼロベースで、謙虚に捉え直してみるべきである。なぜなら、戦略とは実践されなければ価値がないということを、忘れてはいないだろうか?あるいは、ある一つの実践が、後に大きな戦略パターンを創発するということを、見逃してはいないだろうか?本書は、そのための素材としてはほぼ完全に近いものを提供してくれるはずである。(抜粋)
第1章 サファリツアーのねらいと構成
第2章 デザイン・スクール[コンセプト構想プロセスとしての戦略形成]
第3章 プランニング・スクール[形式的策定プロセスとしての戦略形成]
第4章 ポジショニング・スクール[分析プロセスとしての戦略形成]
第5章 アントレプレナー・スクール[ビジョン創造プロセスとしての戦略形成]
第6章 コグニティブ・スクール[認知プロセスとしての戦略形成]
第7章 ラーニング・スクール[創発的学習プロセスとしての戦略形成]
第8章 パワー・スクール[交渉プロセスとしての戦略形成]
第9章 カルチャー・スクール[集合的プロセスとしての戦略形成]
第10章 エンバイロメント・スクール[環境への反応プロセスとしての戦略形成]
第11章 コンフィギュレーション・スクール[変革プロセスとしての戦略形成]
第12章 新たなるパースペクティブ
『戦略計画 − 創造的破壊の時代』
Henry Mintzberg 著 中村元一 監訳 産能大学出版部 2003年
本書は、テイラー、ファヨール、スタイナー、ドラッガー、アンゾフ、ポーターはじめ世界的な権威者が主張・展開した戦略計画に関する論点を述べ、現在に照らしてその問題点をズバリ指摘し、これからの時代の戦略計画は、どうあらねばならないか、大胆な提言を論述している。21世紀の戦略づくり、計画づくりに指針となる書である。(抜粋)
序章 「計画作成学派」の背景
第1章 計画作成と戦略
第2章 戦略計画作成プロセスのモデル
第3章 計画作成の検証
第4章 計画作成の真の落とし穴
第5章 戦略計画の基本的な誤り
第6章 計画作成、計画書、計画担当者
『競争戦略論』
青島矢一/加藤俊彦 著 東洋経済新報社 2003年
本書は、「一橋ビジネスレビュー」誌 2000年夏号から2001年秋号まで連載された「競争戦略論(1)〜(5)」を加筆修正したものである。「経営戦略とは何か、どう具体的に役立てるか」について戦略理論を実践事例をもとに解説している。「戦略をどうビジネスに役立てるか」「同じ業種なのに、なぜあの会社の業績はいいのか」「かつての花形産業はなぜ競争力を失ってしまったのか」などの疑問の答えをみつけるヒントを与えてくれる。(抜粋)
第1章 経営戦略の理論とは
第2章 ポジショニング・アプローチ
第3章 資源アプローチ
第4章 ゲーム・アプローチ
第5章 学習アプローチ
第6章 戦略思考のバランス
第7章 全社戦略
終章 日本企業の問題と戦略の重要性
『企業ドメインの戦略論 − 構想の大きな会社とは』
榊原清則 著 中公新書 1992年
これまで一貫して高成長を持続してきた日本企業をとりまく経営環境は、いま大きく変わりつつある。まず、どのような領域を自社の存在領域として構想するか、という戦略決定が改めて問われており、成長の方向性について主体的展望をもち、意識的に全社的な事業構成の定義と組替とを行うことが不可欠となってきた。本書は「ドメイン」というキー・コンセプトによって、それがいかになされるかを具体例を通して考察する。
序章 ドメインの定義
第1章 ドメインの構成次元
第2章 アメリカ企業の事例
第3章 日本企業の事例
第4章 企業と社会の相互作用
第5章 企業組織とシンクロニゼーション
『MBA 定量分析と意思決定』
嶋田 毅 監修 グロービス・マネジメント・インスティテュート 編 ダイヤモンド社 2003年
経営環境が厳しい中、現状を正しく認識し、根拠を明確にしたうえで合理的な意思決定を行うことが求められている。そのときに必要となるのが定量データの利用である。本書は、この定量データをいかに意思決定に結びつけるかを考え、定量分析の対象になる事象を幅広く扱うことを念頭に置きながら書かれている。
第1章 意思決定と定量データ
第2章 数字を扱う
第3章 ビジネスをみる指標
第4章 外部環境に関する指標
第5章 財務的な成果の指標
第6章 定量分析を意思決定に活用する
サブゼミ書籍紹介 [全体] [M28] [M27] [M26] [M25] [M24] [M23] [M22]
[小林先生Profile] [担当科目紹介] [小林ゼミ] [サブゼミ書籍] [Contact us] [KBS Home page]
[Top page に戻る]
Last updated 04/03/22