KOBAYASHI Laboratory
M27 (2005年度) サブゼミ 利用書籍 詳細
『Open Innovation ― ハーバード流 イノベーション戦略のすべて』
ヘンリー・チェスブロウ著 大前 恵一朗 訳 産業能率大学出版部 2004年
本書はイノベーションのプロセス、すなわちいかにしてテクノロジーを活用して発展させることにより新たな製品・サービスを創造するか、について研究した書物である。ビジネスを取り巻く環境は変化しており、イノベーションのプロセスもクローズドからオープンに変わらなければならない。社内でテクノロジーを開発すると同時に、社外でも有用なテクノロジーを捜し求める必要性を主張するものである。(本文より抜粋)
第1章 Xerox PARC
第2章 クローズド・イノベーション・パラダイム
第3章 オープン・イノベーション・パラダイム
第4章 ビジネスモデル
第5章 クローズド・イノベーションからオープン・イノベーションへ
第6章 インテルのオープン・イノベーション
第7章 企業内部のテクノロジーによる新たなベンチャー企業の創造
第8章 知的財産権のマネジメント
第9章 オープン・イノベーションに向けた戦略と戦術
『イノベーションの経営学 ― 技術・市場・組織の統合的マネジメント』
ジョー・ティッド 他著 後藤 晃 他訳 NTT出版社 2004年
本書の目的は、イノベーションを実際的・戦略的なレベルで理解するための知識とマネージするためのスキルを、読者に与えることである。とりわけ、企業の競争力やその他の組織の効率性を改善するため、市場、技術、組織の変化のマネジメントを統合していくことに主眼が置かれている。本書はイノベーションのマネジメントに関して研究開発のマネジメント、生産・操業のマネジメント、マーケティングのマネジメント、製品開発ないし組織開発といったさまざまな次元の統合的なアプローチを提供することをねらっている。(本文より抜粋)
第1章 イノベーション・マネジメントの主要な課題
第2章 マネジメント・プロセスとしてのイノベーション
第3章 イノベーション戦略のためのフレームワークの開発
第4章 国の環境および競争環境における企業のポジション
第5章 経路:技術軌道を利用する
第6章 プロセス:戦略的学習のための統合
第7章 市場から学習する
第8章 アライアンスを通じて学習する
第9章 内部プロセスをマネージする
第10章 社内ベンチャーから学習する
第11章 イノベーティブな組織を構築する
第12章 イノベーティブな新企業を創造する
第13章 イノベーション・マネジメントへの統合的アプローチ
『競争戦略論講義』
パンカジュ・ゲマワット著 大柳 正子 訳 東洋経済新報社 2002年
本書はまず戦略分野を歴史的観点から検証している。それだけではなく「ビジネス・ランドスケープ」、「優れた業績の持続性」、「組織能力とコミットメントの役割」など現代的な観点も取り入れながら、事業戦略に焦点を当てている。(本文より抜粋)
第1章 戦略の起源
第2章 ビジネス・ランドスケープのマッピング
第3章 競争優位の創造
第4章 競争と協調のダイナミックス
第5章 成功の確立とその持続
『競争の戦略』
マイケル・ポーター著 土岐 坤 他訳 ダイヤモンド社 1995年
企業が属する業界を全体として分析し、業界の今後の変化を予測し、競争相手の特性と自社の競走上の地位を理解し、この分析を特定企業の競争戦略に練り上げるための分析技法を広い視野から説明しようとしたもの。パートTでは、業界の構造及び競争業者を分析するための総論である。この総論の中心は、業界に作用する5つの競争要因とそれらが戦略に与える意味の分析である。パートUでは、これらの技法を使って、具体的な業界環境の中で競争戦略を作り上げる方法を説明する。パートVは、単一業界で競争する企業が直面する戦略決定の主要なタイプを体系的に検討することで、分析手法の説明を完結させる。(本文より抜粋)
T.競争戦略のための分析技法
1. 業界の構造分析法
2. 競争の基本戦略
3. 競争業者分析のフレームワーク
4. マーケット・シグナル
5. 競争行動
6. 買い手と供給業者に対する戦略
7. 業界内部の構造分析
8. 業界の進展・変化
U.業界環境のタイプ別競争戦略
9. 多数乱立業界の競争戦略
10.先端業界の競争戦略
11.成熟期へ移行する業界の競争戦略
12.衰退業界の競争戦略
13.グローバル業界の競争戦略
V.戦略デシジョンのタイプ
14.垂直統合の戦略分析
15.キャパシティ拡大戦略
16.新事業の参入戦略
『明日は誰のものか - イノベーションの最終解』
クレイトン・クリステンセン 他著 宮本 喜一 訳 ランダムハウス講談社 2005年
これまで展開してきた理論をさまざまな業界に応用し、イノベーションがもたらす破壊を予見するための手法を示した画期的到達地点。第1部において、業界全体の動向を判断するための理論的枠組みを提示し、ビジネスチャンスのありか、競争相手の実力、戦略的判断、非マーケット要因の見きわめ方を詳述。第2部においては、第1部で示した枠組みを実際に適用し、教育、航空、半導体、ヘルスケア、通信の各業界を精緻に分析する。企業という範疇、さらには経験則という不確実性を超えて、業界全体の未来を理論で見通す画期的業績。(出版社からの紹介より抜粋)
第1章 変化のシグナル
第2章 競争のための戦い
第3章 戦略的な判断
第4章 非マーケット要因はイノベーションにどのように影響するか
第5章 破壊的な卒業証書
第6章 破壊がその翼を広げる
第7章 ムーアの法則はいずこへ
第8章 超肥大業界を癒す
第9章 海外のイノベーション
第10章 銅線を切る
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Last updated 04/03/22