日経新聞掲載ケース

「グローバル経済の動向と経営環境:2021
-新型コロナ感染収束に向けて高まる不確実性への備えと対応-」

設問

  1. 今、これまでの「成功の前提」が崩れかけています。
    その変化に気が付いていても、同じ行動を続けた結果、危機に陥った具体例を挙げ、その前提を明示するとともに、どのように対応すべきだったかを考察してください。
  2. 今後、新型コロナがどのような影響を及ぼすかについて、これから前提として変わること、変わらないこと、自社にとって脅威ならびに機会になることを整理してください。

◆ ケースメソッドで考える際のポイント ◆

POINT 01

新型コロナ感染拡大から収束に向けての経済動向ならびに各国の政策当局の対応で、企業・組織を取り巻く外部環境が今後どのように変化するのかを読む能力を高める。

POINT 02

VUCA(Volatility, Uncertainty, Complexity, Ambiguity)の時代、単に外部環境変化に対応するのではなく、「高い視座」で変化を先取りする意識を高める。

POINT 03

先取りしなければならないことがわかっていても、企業・組織をなかなか変えられない状況をどのようにすれば打破できるかを議論・考察する。

ケースライター

中村 洋

中村 洋

NAKAMURA, Hiroshi

教授 / 松下幸之助チェアシップ基金教授

1988年一橋大学経済学部卒業、1996年スタンフォード大学博士課程修了(Ph.D.(経済学))、1996年慶應義塾大学大学院経営管理研究科専任講師、1998年助教授、2005年教授。

慶應義塾インフォメーションテクノロジーセンター長、慶應義塾大学医学研究科委員(現任)、医療科学研究所評議員、同理事(現任)、医療経済研究機構委員(現任)、経済産業省や厚生労働省の委員(中央社会保険医療協議会〔中医協〕公益委員(現任)、同薬価専門部会部会長(現任)、同費用対効果評価専門部会部会長代理(現任)、同専門組織委員、同費用対効果評価専門組織委員長)、医療経済フォーラム・ジャパン会長などを務める。

医療経済学会理事(現任)、「医療と社会」編集委員長(現任)、「組織科学」シニアエディター(現任)、"International Journal of Pharmaceutical & Healthcare Marketing" editor, "Health Policy Decision Makers Forum Asia Pacific" Scientific Committee member

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