教育目的と方法

 慶應義塾大学大学院経営管理研究科は、修士課程(2年間)と後期博士課程(3年間)から成る大学院研究科です。2年間の修士課程は、経営管理に関する実務家の養成を目的としており、課程修了者には修士(経営学)(MBA)の学位が授与されます。それに対して3年間の後期博士課程は、経営に関する専門的な研究・教育機関において研究と教育活動に携わる研究者を養成すること、および研究・教育機関以外の専門機関において高度の専門家として活躍しようとする人材を育成することを目的としています。
 本研究科後期博士課程では、経営管理に関する専門科目を履修することに加え、ケースと呼ばれる教材を自ら作成すること、選択した研究領域の総合試験を受験し合格することが、博士論文に着手する要件となっています。したがって、本後期博士課程は、上述の目的に適う資質のある学生であれば各自の出身大学大学院修士課程の専攻分野を問わず受験することが可能ですが、十分な勉学意欲と問題意識を持つことが受験および課程修了に当たって強く求められています。

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