KBSは、学生が経営を多角的な側面から捉える能力の向上の為、各科目に対し、下記のようなLearning objective(学習目標)を設けています。
学生が授業を受講する前と後で自身を評価し、教員がその評価を担当授業に生かしていくというシステムが構築されています。
1年次基礎科目は、月曜日から金曜日まで毎日、朝9:00 から16:30 まで、時間割に沿ってグループ(約10名)やクラス(約50名)討論に参加します。授業は予習・復習が当然必要ですが、特にケースは事前の読み込みと自ら考えることが重要で、放課後などを活用した予習が欠かせません。また学期毎に中間テスト、期末テストがあります。2年次は選択科目が増え、ゼミナールと修士論文の執筆、交換留学プログラム(IP)への参加などが含まれます。
これだけの時間を学友、教員と過ごすことで、一生続く人的ネットワークを築くことができます。こうして得たさまざまな出会いを通じて自身の世界を広げ、今まで気付かなかった能力・可能性を発見することになるでしょう。
1年次は基礎科目(平日昼間に対面で実施)の他に専門・自由科目が提供されており、原則的に週日はキャンパスで授業に出席することが求められます。
職場から隔離されることで、他の事に煩わされることなく、体系的な知識を集中的に学べるメリットは大きいと思います。なぜなら、仕事との兼ね合いで、仕事も勉強も中途半端になってしまうことが多くなりがちだからです。さらに、KBS での授業はより実践的な内容であるため、職場から離れても、得られる実践的な学びは大きいと思います。
一方で、2年次は、自由度が高くなり、学生自身の目的に合わせて設計し、実践力を身につけることができるプログラムになっています。
具体的には、ゼミナールと修士論文の執筆の他に、数多くの専門科目を履修して専門性を高めることも、あるいは留学することも、さらには起業あるいは起業・事業継承の準備を行うことも可能です。 また、1年次にゼミナール以外の修了に必要な授業科目の単位の大部分を修得すれば、2年次には夜間・週末に実施される専門科目の授業も活用し、興味ある授業科目やゼミナール実施時間以外は昼間働きながら、KBSで学ぶことも可能です(ゼミナール実施時間は担当教員によって異なります)。さらに、ゼミナールなどで、職場で直面している課題をテーマに研究することも可能で、まさに働きながら学べる環境といえます。