経営管理研究科では、研究科独自で以下のミッションステートメントを設定しています。
「新たな構想を作り実現するリーダーを育成する。そのために、多様な学生がともに学ぶ喜びを知り、世界一線級の研究を発信し、実務経験と体系的知識を融合する場を提供する。」
本研究科では、上記ミッションステートメントにある通り、教育・研究・ネットワークの3つの領域で目的を設定しています。すなわち、本研究科ではこれからの時代に必要となる新たな構想を作り実現していくビジネスリーダーを教育・育成し、その教育活動を支える経営分野での先端的な研究を進め、学生や参加者が相互に学び合い、リーダーとしての資質を磨く場を提供することを目的としております。具体的には、慶應型ケースメソッドを中心的な教育方法として用い、理論と実務のバランスを考慮した教育・研究を実践するとともに、そうした教育・研究の過程で、産業界や海外他校との連携を強化し、そこに優れた教員と学生が集まり交流を深めることで、「教育」「研究」「ネットワーク」それぞれの領域がシナジー効果を生み出しながら相互に強化されることを目指しています。
技術革新やグローバル化に伴い、生産・販売・財務・人事といった経営の諸機能分野で、管理技能の専門化・精緻化が進んでいます。さらに経済活動を行うに際しては、地球環境、社会課題といった点により一層配慮することが求められています。本研究科は、このような変化を的確に展望し、目標を果敢に実現してゆくビジネスリーダーを育成することを目指しています。