
背後にある仕組みを掴もうとすることなく,
上辺をなぞることで理解したつもりになり,
誰かのマネをしても,何かの折にまた誰かに
聞かないといけないのでは,学んだことに
あまり意味はないのかもしれません.
いくつもの個別事例を事細かに読み込んで,
そっくりそのまま記憶しようとするよりも,
それらを包摂するものがあるかもしれない
ならば,それを探してみてもよいのかも
しれません.
計測できず,判断できそうにないことでも,
ソリッドな下敷きを見つけることができた
ならば,今いる場所から二歩、三歩は前進
することができるでしょうから.
1994年京都大学経済学部卒業,1999年京都大学大学院経済学研究科博士課程所定単位取得,京都大学大学院経済学研究科・経済研究所COE研究員,一橋大学大学院経済学研究科講師,筑波大学システム情報系准教授を経て,2016年慶應義塾大学大学院経営管理研究科准教授、2023年教授.Ph.D. in Economics (the State University of New York at Stony Brook, 2003).
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