大西浩志

大西浩志ONISHI, Hiroshi

准教授

デジタルマーケティング、特にソーシャルメデイアやAIなどのデジタル技術が企業や消費者、社会のコミュニケーションと消費行動に与える影響について、統計学やデータ解析を用いた実証的アプローチで研究しています。また、現代アートに興味があり、アートマーケティングのビジネス活用に関する研究も行っています。

略歴

1996年大阪大学経済学部卒業。同大経済学研究科博士前期課程修了（修士（経済学））、株式会社ビデオリサーチを経て、2011年ミシガン大学ロス・スクール・オブ・ビジネス博士課程修了。Ph.D.（経営管理学）。株式会社電通チーフ・アナリスト、東京理科大学経営学部准教授、中央大学戦略経営研究科准教授を経て、2024年より現職。

専攻分野

マーケティング・サイエンス
デジタル・マーケティング
アート・マーケティング

担当授業

市場戦略論
消費者行動

主要著書・論文

「デジタル技術を活用したブランド顧客管理戦略」『デジタル時代のブランド戦略』10章 (有斐閣, 2023)
「アート市場とコレクターの変容－購入動機とアート情報提供の分析」(視覚の現場, 6号, 2022)
「デジタルメディア環境下でのC2Cインタラクション－研究動向の概観と展望」 (マーケティング･サイエンス, Vol.26, No.1, 2019, 共著)
『アート・イン・ビジネス～ビジネスに効くアートの力』 (有斐閣, 2019, 共著)
"Consumers' Social Learning about Videogame Consoles through Multi-Website Browsing," (Journal of Systems Science and Information, Vol.6(6), 2018)
「企業による『アート・マーケティング』の可能性とベネフィットを考える」(マーケティングホライズン, Vol.7, 2017)
「レビュー : ソーシャル・メディアとマーケティング研究その2」 (マーケティングジャーナル, Vol.135, 2015)
"Marketing Activity, Blogging and Sales," (International Journal of Research in Marketing, Vol.29, 2012, 共著)
「レビュー：ソーシャル・ネットワークとマーケティング研究」 (マーケティングジャーナル, Vol.111, 2009)
"Next Generation TV advertisement Scheduling: Beyond-demographic segmentation using fused data," (Excellence 2006 ESOMAR World Research Papers, ESOMAR Asia Pacific Conference (Tokyo), vol.295, 2006, 共著)
"An Application Study of the Situation Marketing on Station Billboard Advertisements," (Proceedings of Recent Development of Statistical Modeling on Marketing(統計数理研究所), 2004)
「テレビ番組CMの割付に対する数理的アプローチ」(オペレーションズ・リサーチ, Vol.50, No.3, 2005, 共著)
「メディアプランニングにおける到達回数分布の管理」 (広告科学, Vol.45, 2004, 共著)
「ブランド知名率に対するメディア・ミックス広告効果の測定」 (マーケティング･サイエンス, Vol.11,No.1・2, 2004, 共著)
「交通広告における『シチュエーション・マーケティング』の可能性」 (マーケティングジャーナル, Vol.90, 2003)
「ブランド考慮集合の分析－Mind-TOPデータを用いたブランド購入考慮集合の状態遷移－」『ブランド・リレーションシップ』11章 (同文舘出版, 2003)