山田 洋太 氏

病院経営・病院再建などをしていきたいと考えています


山田 洋太 | 金沢大学医学部 2005年卒業 | 公立久米島病院 内科医師退職 | 2010年経営管理研究科入学

たまたま読んだ医療経営の本の執筆にKBSの田中先生が関わっていたことがきっかけでKBSの存在を知りました。

ビジネス本は以前から興味があり読んでいましたが、入学するために特別準備をしたことはありません。「なぜMBA」を取るのか、「なぜKBS」なのかは自分のキャリアを考えた上で十分考え抜き、決断しました。

海外でのMBA取得も考えたのですが、経済的な理由や英語での議論におけるデメリットを考えた結果、国内でのMBAが自分には合っていると判断しました。その中でKBSを選んだ理由としてディスカッションを通じてジェネラリストを育てるという点に共感したこと、日本でNo.1のヘルスケアを学ぶことができるという2点です。入学後は助け合いながら成長し、苦楽を共にする"戦友"に出会えたこと、自ずと勉強をしてしまう環境・土壌があるということがKBSの魅力だと思います。予習をしっかりやってくる友人らと授業前のグループディスカッションで話し合い、さらにそれをクラスにつなげる、これを毎日やっているのでとても充実した日々を送ることができています。数時間にわたり問題点を議論し、論理的な思考で能力を高め合う、それをさせてくれるビジネス・スクールが他にあるでしょうか。

医師がMBAを取ると金儲けのための病院経営や開業を想像されるかもしれませんが、今後も私は医師として最前線で働きたいと思っています。医療従事者と病院経営をする事務との架け橋になるような存在として仕事をしていきたいと考えています。

病院経営を知らない医師が院長となり、医療現場を知らない事務が経営方針を決める現在のシステムでは医療がうまくいかないことは当然と思います。そのような現状を少しでも変革できるように働きかけ続けることが重要だと思います。卒業後は私が理想とする統合型医療サービスを立ち上げ、患者様が満足できる医療や福祉、介護を提供できるように貢献していきたいと思っています。KBSで学んだことを医療経営や地域・組織の連携に活かし、多くの医療従事者に教え広めていきたいと考えています。

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