小見山 慶子 氏

私にとって2年間はとても短く、成長するための貴重な時間だと思っています


小見山 慶子 | 青山学院大学国際政治経済学部 2005年卒業
(あずさ監査法人退職)

やりたい仕事を叶えるために

監査法人の国際部での4年半の仕事は、世界の様々な業種を垣間見ることができ、大変楽しく、実りあるものでした。しかし、実務経験を重ねていく中で、今後やりたいことや目指すべきものは何なのかと考え、以前から興味を持っていた、経営コンサルタントや事業再生・企業再生の方面の仕事をしてみたいと思うようになりました。そのためには、マーケティングなど足りない知識を補い、スキルアップしなくてはいけないと思いKBSを受験しました。


KBSに入学して

ビジネススクールを大学の延長線上に考えていたので、思った以上に勉強が大変だと思いましたが、その分、やりがいもあり、充実した日々を過ごしています。KBSでは本や教科書から学ぶ事以上に同級生や先輩など周りの人から学ぶことが数多くあります。生徒の皆さんは年齢や経験知、出身業界など驚くほど多種多様で、自分が今まで知らなかった事を沢山教えて頂いています。卓上の勉強だけではなく、このような人との出会いが大きな力となり、自分のこれまでの人生の中で培われてきた価値観を越えて、成長ができると思っています。

小見山 慶子 氏

KBSの魅力について(IPで学びたいこと)

KBSの学生の約1~2割は留学生であったり、帰国子女の方も多かったりと国際色豊かで、またダブルディグリー制度やIP(International Program)など2年生の1年間もしくは2学期の間、海外の有名な大学院で学ぶことができる制度があります。

私は初め、海外のビジネススクールに行くことを考えていたのですが、数年海外で仕事をするとしても、最終的には日本で仕事をしたいと思い日本のビジネススクールを選びました。しかし、海外のビジネススクールで皆がどのような環境でどのようなことを学んでいるのかにも興味があり、IPなどの制度を使って体験してみたいと思いました。特にブランドマーケティングの本場であるフランスの学校では実際にブランドのお店に行って課外学習をしたり、ブランドの価値に重点を置いたディスカッションをするようなので来年チャレンジしてみたいと思います。


時間を投資する

退職し、2年間のブランクができてしまうという発想はありませんでした。仕事が忙しく、自分のやりたいことや学びたいことがあっても、なかなか時間と労力を十分に割くことができない一方で、今の仕事と今後チャレンジしてみたい仕事の間には大きな差があり、このままでは転職できないと思い、その差を埋めるためにもKBSで2年間を過ごしてみようと思いました。とらえ方によっては2年間は長いように思えるかもしれませんが、多くの刺激を受け、毎日があっという間に過ぎていく今の私にとって2年間はとても短く、成長するための貴重な時間だと思っています。

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