2024年7月10日

【MBA・EMBA】ベンチャー三田会×KBS合同懇親会を開催しました

 「今後の仕事に繋がるネットワークが得られた」参加したKBSM46期(修士2年)の田中純也さんは、笑顔でこう語り会場を去った。

 

 2024年6月25日(火)、東京都内にてベンチャー三田会とKBS有志による合同懇親会を開催しました。懇親会には、KBSより全日制プログラムの現役生とOBOG、EMBAプログラムのOBOGに加えて、ベンチャー三田会会員など、総勢約60名が参加しました。

 

 ベンチャー三田会は、2011年に慶應連合三田会に公式登録された団体です。
「社会の先導者たれ」との慶應義塾創学の理念に基づき、時代を先導する創業経営者をより輩出することを目的としています。定期的なベンチャーに関する勉強会に加えて、早稲田大学のベンチャー稲門会と起業経緯や会社経営に関するディスカッションを行う「ベンチャー早慶戦」を開催するなど精力的な活動をしています。こうした活動が徐々に浸透し、会員数は200人規模(本稿執筆時)となりました。

 なぜ、ベンチャー三田会とKBSの合同懇親会に至ったのか。

 ベンチャー三田会では毎月1回、懇親会を開催していますが、私的な交流関係があったEMBA三田会幹部とベンチャー三田会幹部が意気投合し、2024年6月開催分を「合同懇親会」として実現・開催することとなりました。

 立食形式で両団体の会員による積極的な交流が行われ、名刺を切らしてしまったと苦笑いする参加者も...。前出の田中さんは、青森県十和田市に本社を置く創業96年の建設会社の事業承継を予定しています。当初、カラーが異なるベンチャー三田会の方々に受け入れてもらえるか少し不安でしたが、老舗企業出身の私でも馴染むことが出来たとのこと、また、ベンチャー三田会の中に建設業界向けのIT事業を行っている方もいたことで、早速ビジネスにも繋がりそうだと語っていました。

 大盛況となった懇親会の終盤では、参加者全員で「若き血」を熱唱し、散会となりました。

 ベンチャー三田会側の幹事を務めた岡村将氏は、「ビジネスに対する向上心が共通していることもあり、すごい熱気だった。早速、ベンチャー三田会とKBSの方々で具体的な協業も進んでいるとの声も頂き、是非第2回も開催したい」と語る。

 一方、KBS有志側の幹事を務めた長田行(E7)EMBA三田会会長は、「今回KBSの認知度向上も企図し、ベンチャー三田会と初の交流イベントを企画した。大盛会の中、早速、入会希望や事業コラボが生まれ、本当に幹事を務めた甲斐があった。次回は更なる拡大開催を企画する」と意気込みを見せていた。

 実業界を舞台に活躍する会員が多いものの、これまであまり接点がなかったベンチャー三田会とKBS。今回の懇親会を機に、継続した交流を行うことで、KBSの認知度向上や会員のネットワーキングに繋がればと考えています。

KBS M46(修士2年)山本興陽

ナビゲーションの始まり