2025年04月25日

委員長杯 2024開催報告

 

 2025年3月2日(日)、慶應義塾大学日吉キャンパス協生館にて第10回KBS委員長杯を開催しました。

 本大会は「慶應義塾全体の才能を集めてビジネスにする」というコンセプトのもと、KBS内だけでなく、システムデザイン・マネジメント研究科(SDM)や健康マネジメント研究科、理工学研究科、経済学部を交えてチーム編成が行われ、全7チームが新規事業プランを考え抜くビジネスコンペとして開催されました。
 慶應義塾の大きな特色は、卒業組織である三田会や卒業生のバックアップをいただきながら教育が行われているところにあります。本大会も、慶應義塾のファカルティや卒業生、メンター三田会など、多くの方にご協力を賜りました。

 第10回を迎えた本年度は、経営管理研究科MBAプログラムの授業である「起業家に学ぶ」の流れを汲みチーミングイベント等を行い、メンター三田会のご協力のもと、本番前数か月にわたって多様な経験を持つメンターの方々のご指導を賜りながら本番に臨むという、新たなスタイルでの開催となりました。

 審査員には、株式会社KINUJO代表取締役 浜田 智章様、Globis Capital Partners株式会社 中安 杏奈様、当研究科委員長 中村 洋教授、芦澤 美智子准教授、若山 泰親非常勤講師の全5名をお迎えし、審査・講評を頂戴致しました。また株式会社KINUJO様より大会賞金のご協賛をいただき、さらにサンヨー食品株式会社様、森永乳業株式会社様、LION株式会社様よりご協賛をいただきました。

 大会上位3位にはショートアニメーション×広告を融合させた新しいエンタメ体験を提案した「チーム補完」、ブレーンマシーンインターフェース(BMI)を用い汎用脳波センサおよび脳波アプリプラットフォームを提案した「チームNeumOS」、魚粉代替財で養殖課題を解決するビジネスを提案した「チーム養殖」が入賞しました。

 出場者からは「メンターの方との壁打ちで、ビジネスアイデアをブラッシュアップする機会に恵まれた」、「この後実際にビジネスアイデアを実現させるための課題発見につながった」などの声がでました。審査員講評で「大きな社会課題に真っ向から立ち向かうこと」、「覚悟を決めた強い思いに人は引き寄せられる」というお話があり、まさしくMBA生が心に留めておくべきエッセンスだと感じました。

 来年度もKBSの枠を超えた学びとイノベーション創出の場として、委員長杯を盛り上げていきたいと考えております。最後になりますが、ご協賛いただきました企業様、メンターの皆様、審査員の皆様、そして委員長杯にご協力をいただきました全ての関係者の方々に心より御礼申し上げます。

M47 委員長杯運営スタッフ 一同
増田 展暁
辰馬 大也
ダワージャルガル ツォルモン

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