2026年04月13日

【MBA・EMBA】2025年度「生産システム設計論」開催報告

 2026年1月8日~3月12日までの約2か月間、株式会社マグトロニクス様のご協力のもと、標記科目のフィールドワークを実施いたしました。同社の代表取締役社長の菅正彦様は、弊校のEMBA 第1期生であり、その特別なご縁から始まった本フィールドワークは、今年度で7年目を迎えました。

 同社は1979年に設立された、制御盤およびケーブル・ハーネスの生産を中核事業とする企業です。高い信頼性と品質をもとに、制御を取り巻くトータルソリューションを顧客企業に提供しており、顧客ニーズに合わせた多品種少量生産を強みとしています。

 今年度は、8名の学生が授業に参加しました。毎週、同社を訪問し、製造現場から事務所まで、工場の隅々まで見学する機会をいただきました。普段の授業で用いるケース教材では、企業の課題や情報がある程度整理された状態で提示されます。情報の取捨選択がしやすく、解決策を検討しやすい環境と言えます。一方、本授業でのフィールドワークでは、仮説をもとに自ら情報収集を行います。実際の製造現場や作業内容を観察した上で、ゼロベースで課題を発見し、改善案を立案することが求められます。このプロセスを通じた取り組みは、常に現場目線を意識した実践的な場であり、私たちにとって極めて貴重な経験となりました。

 受講生8名は2チームに分かれ、「資材購買部の改善提案」および「社内不具合品への改善提案」というテーマで調査を実施しました。現場社員の方々へのヒアリングやアンケート、さらには動画を用いた作業分析を行い、各チームが発見した課題を深掘りしながら、最終日の報告に向けて準備を重ねました。最終報告会には、菅社長をはじめ、役員の皆様や多くの社員の方々にご出席いただきました。私たちの報告に対し、多くの質問と意見をいただき、生産企業における問題発見と問題解決の活動を,実際のフィールドで学ぶことができました。

 約2か月という限られた期間ではありましたが、多大なるご支援を頂きました社長の菅様をはじめとして、アンケート調査やヒアリング、作業分析などの依頼に真摯にご対応いただきました役員・社員の皆様に、この場をお借りして深く御礼申し上げます。

発表会終了後の集合写真
ノベルティーとして頂きました同社製造のコースターと名前入りキーホルダー

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