2025年07月15日
慶應義塾大学ビジネス・スクール(KBS)の劉慶紅(Keikoh RYU)教授が執筆した論考「Three Purposeful Leadership Strategies: When East Meets East(目的志向型リーダーシップの3つの戦略:東洋が東洋と出会うとき)」が、ハーバード・ビジネス・スクール(HBS)とCouncil on Business & Society(CoBS)の共同発行による特別号Companies & Purposeに掲載されました。
本誌は、企業の「存在意義(Purpose)」が従業員、社会、環境に与える影響に焦点を当て、グローバルな視座からビジネスの未来を考察する国際的・学際的な共同出版物です。本号には、世界各国の著名な研究者やビジネスリーダーによる全24本の論文が収録されており、企業と社会のより良い関係を探る上で示唆に富んだ内容となっています。
劉教授の論考では、日本と中国における伝統的なリーダーシップ文化に着目し、「東洋的視点」に基づく目的志向型リーダーシップの戦略と、そのグローバル経営環境における実践可能性について考察しています。アジアの文脈に根ざした視点は、従来の欧米中心のリーダーシップ論に新たな視座を提供するものです。今後もKBSでは、ハーバード・ビジネス・スクール(HBS)およびCouncil on Business & Society(CoBS)との連携を深めながら、グローバル社会に貢献する研究・教育の推進に取り組んでまいります。
雑誌の無料ダウンロード(英語)
https://www.council-business-society.org/downloads
雑誌紹介ページ(英語)
https://cobsinsights.org/2025/07/08/the-latest-harvard-bigs-council-on-business-society-publication-companies-purpose