呉 畇稚(ウー ユンジ)

人生とビジネスへの視野が広がり、キャリアへ繋げていく


呉 畇稚(ウー ユンジ)
2022年台湾国立政治大学卒業。2023年新卒でKBS M46期として入学。在学中は浅川和宏ゼミに所属し、交換留学プログラムでThe Wharton School of the University of Pennsylvaniaへ留学予定。KBS修了後、ITコンサルティングファームへ入社予定。


MBA取得を志したきっかけは?

学部生の時には商学部金融学科に在籍し、経済、金融理論、統計、マーケティングなど幅広い分野の講義を受講しました。授業やインターンシップ・アルバイトでも、ビジネスに関する基礎理論と実務経験を積んできました。しかし、経営全般に関する体系化された知識がなければ、ビジネスの巧拙を十分に見極めることは難しいと感じました。また、インターンシップ・アルバイトで実務経験があっても、断片的な知識しか得なかったため、あらゆる情報を統合したうえで行うビジネス意思決定については、まだまだ力不足だと思いました。この挫折感が、私がMBA取得を志したきっかけです。

この1年間で感じるKBSの魅力はどんなところですか?(学び/プライベート)

クラスメートの多様性は私にとって非常に魅力的です。年齢、出身、専攻、キャリア、ライフスタイルなど、百人百色です。ディスカッション重視の慶應型ケースメソッドの授業で、様々なバックグラウンドを持つ人々と交流することは、まるで新しい世界を垣間見るようであり、何度も斬新な洞察を得ることができました。私は、どのようなバックグラウンドを持つ人でも、KBSに来ると視野が広がり、新しい世界の扉が開けると信じています。また、KBSでも異なる背景を持つ人々と親交を深め、志を同じくする親友や共にビジネスを築くパートナーを見つけることができます。それは非常に貴重なことだと思っています。

KBS入学前とのポジティブなギャップがあれば教えてください。

KBS入学前、私は新卒外国人として、日本語でのディスカッションが上手くできるか心配でした。自分の意見が当たり前のように感じられ、議論が行き詰まるのではないか、また、複雑な概念を日本語で適切に伝えることができるかという不安がありました。しかし、実際にクラスメイトと交流してみると、私の心配は杞憂であることがわかりました。

クラスメイトは互いの発言を尊重し、バックグラウンドが異なることから私も独自の知見を提供することができました。この環境で活発な議論が行われ、新しい視点やアイデアが生まれました。私の日本語能力に関しても、クラスメイトがサポートしてくれたため、自信を持って自分の意見を表現することができました。

また、就活中にも、様々な方々から貴重なアドバイスや経験談をいただき、心から感謝しています。そのお蔭で、無事、内定を獲得することができました。

このような経験から胸を張って言えるのは、KBSでの交流は私の成長や学びを促進し、新たな視点を開拓する素晴らしい機会であるということです。

卒業後のキャリアにKBSでの学びはどのように活かされると考えますか?

大きく二つ方向があります。

まず、広い視野と高い視座でビジネスを俯瞰する力を活かしたいと思います。KBSのカリキュラムでは、多岐にわたるビジネス関連の知識を提供し、異なる視点からの議論や学びを通じて、ビジネス全体を包括的に理解する力を養うことができます。この能力を活かし、組織やプロジェクトの成長に貢献するリーダーシップを発揮したいと考えています。

さらに、将来ビジネスチャンスを見出した際には、KBSで培ってきた知識とネットワークを活用し、ProfitableかつSustainableなビジネスモデルを構築し起業したいと思います。KBSではビジネスのみならず、社会的責任や持続可能性についても深く考える機会が与えられました。これらの価値観を基に、社会と環境に配慮しつつも収益を生み出すビジネスモデルを実現し、より良い未来の構築に貢献したいと考えています。

その他、これだけは伝えたい!ということはありますか?

KBSでは、様々な人生の目標を達成することができます。ビジネス知識の深化、多様な経験の積み重ね、職業転換、交換留学プログラムの参加、起業パートナーの掘り起こし、トップクラスの教員によるビジネススキルの磨き、等々です。努力を惜しまず取り組めば、必ず自身の成長の道筋をKBSで見つけることができると思います。

自信を持とう!自分の能力と可能性を信じることが、成功への第一歩です。挑戦に立ち向かい夢を追い求めるために、まずは自分自身に自信を持ちましょう。そうすれば、きっとどのような困難な目標でも達成できると思っています。

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