2023年04月06日

2022年度若き血会開催報告

2023年2月19日(日)、慶應義塾大学日吉キャンパス協生館内において、第9回若き血会を開催いたしました。KBS在学生により運営される若き血会は、KBSの在学生ならびにM30代の修了生(MBA・EMBA)を対象としたM30代の会としてスタートし、現在は若き血会として、全ての在学生・修了生を対象に毎年開催しています。

本会は講演会と懇親会の二部構成となっており、オンラインと対面を組み合わせたハイブリッドでの開催となりました。開会の挨拶として、村上裕太郎准教授から、KBSの近況報告や同窓会の意義についてのお話をいただきました。第一部の講演会では、山根節先生(慶應義塾大学名誉教授、ビジネス・ブレークスルー大学 大学院経営学研究科教授)をお招きし、「自分とチャンスを目一杯活かす!」というタイトルでご講演いただきました。

ご講演では、世阿弥の「我見、離見、離見の見」やGAFAのリーダーについてのお話を交えながら、KBS修了後も公私ともに楽しい生活を送ることができるよう「①自分を知る、②自分を作りこむ、③自分を売りこむ」等、非常に理解しやすいキーワードを使ってお話いただきました。
また、Amazonの「ワーキング・バックワーズ(Working-Backwards)」とともに、自身のなりたい姿・長期的な目標を書き出し、逆算して何を行っていくかを明確化し実行するという、山根先生命名の「"ふんどし"プラン」をご紹介いただきました。自身のなりたい姿からバックキャスティングし目標を達成していくという考え方は、在学生・修了生ともに今後のキャリア形成にとって参考になったと感じています。在学生においては、KBSでの生活をどのように充実させるか、「夢」をどのように養成するのかについてもお話いただいたことで、現在の自分を振り返る良い機会だったと考えます。

講演の熱気が冷めやらぬまま迎えた第二部の懇親会では、MBA・EMBAや在学生・修了生間の垣根を超えた交流が多くあり、ざっくばらんに様々な話題を話し合う姿が見受けられました。懇親会の締めとして、山根先生よりご挨拶をいただき閉会となりました。

第一部・第二部を合わせて総勢70名以上の皆様にご参加いただき、本年度の若き血会も、KBS在学生・修了生・同窓会のご協力を得て、大変有意義な機会となりました。この場をお借りして、改めて皆様に感謝申し上げます。

若き血会実行委員(M45:池谷 佳則、小林 眞奈美、呉 東美)

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