2024年10月07日

【EMBA】日本理化学工業株式会社 川崎工場の特別見学会を開催いただきました

 6月にKBSで開催された「経営者討論B」の授業において、日本理化学工業の大山社長がご登壇くださいました。その時のご縁から、大山社長と従業員の皆さまで作り上げてこられた工場の現場をぜひ直接拝見したいという学生のお願いを聞き入れてくださり、EMBA1年生の有志による特別工場見学会が実現いたしました。

6月の経営者討論科目における大山社長ご登壇の様子はこちら

2024年8月30日(金)、長く続いた台風の影響によって開催できるか当日まで不安な状況でしたが、学生とそのお子様の総勢10名による見学会がスタートしました。チョーク製造工程、キットパス製造工程、包装・梱包工程、そして落書き(楽がき・RAKUGAKI)体験と、オープニングから工場見学まで大山社長みずからご案内くださいました。

 チョーク製造工程では、1年の内でもめったに作る事の無い紫色チョークが製造されており、非常に珍しいタイミングに立ち会えた事に参加者の興奮が一気に高まりました。またキットパス製造工程では、普段は公開されていな材料準備から製品成形までを特別に目の前で見せていただきました。さらに包装・梱包工程では、社員の皆さま1人1人が商品に愛着と心を込めて作業されている様子を傍で拝見することができました。

 特別見学会を通して改めて大山社長の実直な人柄を強く感じると共に、大山社長ご自身が従業員の皆さまから色んな事を学んでおられ、またそれがご自身の活力になっている様に感じました。そしてその感謝と尊敬と愛情を、言葉で周囲にお伝えされている様子を何度も目にすることができました。また、障がい者雇用という取り組みだけでなく、チョーク業界・文具業界の将来に対する想い、新商品のアイデアや将来の夢など、経営者としての大山社長の様々な面に触れることのできた貴重な一日となりました。

 相手を良く見て理解し、自分とも向き合い、そして実践する。そこには年齢も、上手下手も関係無く、最後は皆で喜びと楽しさを分かち合う。これは楽がき文化(RAKUGAKI文化)だけでなく、大山社長ご自身の生き方、そして日本理化学工業そのものであり、経営者や企業人である私たちの根幹としても必要なものだと心から強く思いました。

E10広報委員 下浦 裕友

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