2024年11月25日
「KBSの夏休み期間を利用して、コロンビア大学のSchool of Professional Studiesという集中講義を受けるために短期留学をしました。日本に帰って来て、まさかKBSの同窓会イベントでコロンビアのアルムナイの方々と、住んでいた学生寮の話で盛り上がれるとは思ってもいませんでした」M46期(現修士2年)の坂口僚さんはこう笑みをこぼす――。
2024年11月8日、東京都中央区銀座の東京三田倶楽部にて、慶應ビジネス・スクール(KBS)とコロンビア大学日本同窓会の合同親睦会が開催されました。
会場には、KBS側の現役生やOB・OGと、コロンビア大学側で合計約30名が集いました。大学は慶應義塾、大学院はコロンビア卒業の方、KBS在学中に交換留学にてコロンビアに在籍した方など、両校に縁がある方も数多く参加しました。
なぜ、KBSとコロンビア大学という異色のコラボになったのか。
2024年度KBS同窓会では、定期開催される総会やホームカミングデーに加えて、小規模なイベントを開催しています。
(参考URL)
9月30日実施・金融ラウンドテーブル:記事詳細ページ
10月9日実施・ダートマス大学タック経営大学院との合同キャリアイベント:記事詳細ページ
こうした取り組みを進める中で、2024年度KBS同窓会会長の黒岩篤さんとコロンビア大学日本同窓会の副会長を務める香西元さんが、かつて在籍した会社の上司と部下という関係性もあり実現に至りました。
また、コロンビア大学日本同窓会は繋がりが強く、月に1度、「ハッピーアワー」と題してOB・OGが集うイベントを定期開催しており、他校との交流も盛んです(詳細はこちら)。今回11月は、KBSとのコラボという形になりました。
2時間の親睦会では、両校の参加者が積極的に談笑するだけでなく、今後のビジネスに繋がる素晴らしい出会いもあったようです。
本イベントを企画したKBS同窓会会長でM27期生の黒岩さんは、「2003年の冬、香西さんにわがままを言って会社を辞め、KBSに進学させてもらいました。今年、素敵な方々とこのような形で集まれたことが幸せです」と噛み締めます。
コロンビア側の幹事を務めた香西さんは、「ジョイントイベントでは通常より多くの同窓生が集まり賑やかなものとなります。今回のKBSとのジョイントは黒岩さんが同窓会長となられたことがきっかけで実現。この素晴らしい機会に感謝します」と語ります。
袖振り合うも他生の縁――。
学校の垣根を超えた、合同親睦会。今回で終わらせるのではなく、定期開催することで、より両校の同窓会が発展する機会になると確信しました。
M46期 山本興陽