2026年07月09日
2026年4月8日から6月24日にかけて、世界的な戦略コンサルティングファームであるボストン コンサルティング グループ(BCG)による寄附講座「戦略コンサルティング」が開催されました。本講座は、BCGの第一線で活躍するパートナーによる実践的な講義と、実在する上場企業を題材としたコンサルティング演習を組み合わせた実践型プログラムとして実施されました。
講義では、BCGのパートナーが講師を務め、経営コンサルティングに必要なスキルを体系的に学びました。プレゼンテーション、ロジカルシンキング、顧客インタビュー、ファシリテーションといった基礎スキルに加え、組織変革・トランスフォーメーションやM&A活用術など、実務に直結するテーマについて講義が行われました。また、AIの活用や役割分担など、近年のコンサルティング業務を踏まえた講義も取り上げられ、受講生は実践的な思考法や課題解決アプローチへの理解を深めました。
実践演習では、22名の受講生が5チームに分かれ、東京証券取引所に上場する企業を各チームで選定し、CEOが直面する経営課題に対する戦略提言を行いました。今年度は、食品、外食、人材サービス、ITなど多様な業界の企業を題材に、各チームが企業分析や競争環境の調査を行い、企業価値向上に向けた具体的な戦略を策定しました。最終講義では、約3か月間にわたる分析・検討の成果を各チームが発表し、経営戦略の妥当性や実現可能性について活発な議論が交わされました。また、BCGパートナーから提言内容に対する多角的な講評や改善の示唆を受け、受講生はコンサルタントとして求められる視点や思考をさらに深める貴重な学びを得ました。
本講義を通じて、受講生は企業の経営課題を構造的に捉え、仮説を立案・検証しながら戦略へ落とし込む一連のプロセスを実践的に経験するとともに、BCGが重視する「Insight」「Impact」「Trust」の考え方への理解を深め、実践的な課題解決能力を養いました。 審査の結果、外食業界を題材とした戦略提言を行ったチームが最優秀チームに選ばれ、その独創性や実現可能性が高く評価されました。
約3か月にわたる本寄附講座は、世界トップクラスの戦略コンサルティングファームの知見を直接学び、実践演習を通じて経営課題に向き合うことで、理論と実務を結び付けながら戦略コンサルティングへの理解を深める充実したプログラムとなりました。
最後になりましたが、本講座をご担当いただいたBCGの講師・関係者の皆様に、心より御礼申し上げます。
KBS M48 石山果歩
戦略コンサルティング会社のリーダー的存在であるボストン コンサルティング グループより講師を招聘し、コンサルティング現場の実例に基づいた講義を行います。これによって経営の今日的課題を理解し、同時にコンサルティングの手法・アプローチ・頭の使い方を学ぶことを目的としています。
①「戦略コンサルティング講座」の概要紹介~BCGの経営+グループ別の初期課題設定
② 経営コンサルティングのスキル取得 (1)~BCG流ロジカルシンキング
③経営コンサルティングのスキル習得 (2)~BCG流組織変革・トランスフォーメーション
④経営コンサルティングのスキル取得 (3)~BCG流顧客インタビュー
⑤実践演習(グループ別ワークショップ)~中間報告
⑥経営コンサルティングのスキル取得 (4)~BCG流プレゼンテーション
⑦経営コンサルティングのスキル取得 (5)~BCG流ファシリテーション
⑧経営コンサルティングのスキル取得 (6)~BCG流M&A活用術
⑨実践演習(グループ発表)~最終報告 (BCG東京オフィス)
