2026年07月10日
EMBA2年次、前半の山場に「フィールド科目」があります。本科目は、1年次に学んだコア科目8領域の学びと気づきを活かして、地域や企業の発展に貢献する分析と提言をまとめる必修科目です。EMBA11期生(E11)は、徳島県を訪問する「地域創生」組と、EMBA卒業生が経営を担うペットフードなどを製造するリバードコーポレーション株式会社様を訪問する「企業研究」組の2組に分かれ、それぞれの課題に取り組んでいます。自治体のリーダーたちや国内企業の経営者や従業員の方々と直接交流し、現場を観察しながら、調査・分析・考察を行い、実際に地域や企業への提言を行います。収集した情報やデータの分析と戦略的方向性を巡って徹底討論し、ありたい未来のビジョンからバックキャストした実行可能で持続可能な課題解決への施策の提言を目指します。
今回は、徳島県にて、2回目となる5月訪問の様子をレポートします。
地域創生に取り組んで9年目。徳島県での取り組みは昨年からスタートし、今年で2年目となります。徳島県庁から提起された課題は ①「県内人材の確保」②「教育再生」③「農林水産業におけるブランド化(美波町での6次産業化)」④「空き家対策-利活用」。この4つのテーマごとに4グループに分かれ、徳島県庁のご協力と徳島大正銀行の各種サポートをいただきながら、県知事、県庁職員・地元事業者・移住者・教育機関・金融機関などのキーパーソンへのインタビューや事業所視察を行いました。
初回訪問(4月)の際は、徳島県で生活されている方々や関わられている方々の多くの声を直に聞くことで、徳島県のことを五感で知ることができました。それを踏まえ、5月に臨んだ2回目の訪問では、徳島県の後藤田知事との意見交換という貴重な機会や、徳島で地域創生に取り組む方々や移住者の方々への取材を通じ、現場の課題がより鮮明になりました。徳島には豊かな自然、食、文化といった素晴らしい財産が溢れています。しかし、それらを点から面へと繋げ、官民が連携して持続的に価値を生み出す「活用の仕組み」の強化という共通の壁も見えてきました。 立場は違えども「より一層、徳島を輝かせたい」という現地の方々の想いは私たちと同じです。外から動く人、戻る人、内から支える人が繋がり、資金や人材の確保によって持続可能となるネットワークや魅力が伝わる仕組みを、私たちは徳島に寄り添いながら共に創り上げたいと強く感じました。
最終提案に向け、各グループが導き出した方向性は以下の通りです。
「持続的な仕組み化、人が繋がり共創する場の構築、民間主導のエコシステム形成など、多角的な価値創造」を提示し、徳島の「ありたい未来」の実現を目指します。
7月11日の最終提言に向け、私たちは徳島県の皆様の想いに寄り添い、持続可能な未来の実現に貢献する気概を持っています。このEMBAのバトンが来年以降も繋がり、徳島の魅力が発信され、県内外から人が集まり続ける未来を目指し、最後まで全力で駆け抜けます。
この度、徳島県の皆様より、貴重な学びの機会をいただきましたことに心より御礼申し上げます。視察や取材対応くださった徳島県庁様、多くの訪問先の皆様、誠にありがとうございました。
また徳島でお会いしましょう!!
※訪問先の画像は抜粋となります。スペースが限られるため、全ての訪問先の画像が掲載できないことをご容赦ください。全ての訪問先の皆様、改めまして、誠にありがとうございました。
関連情報
徳島県庁 「ようこそ知事室へ」 より ー 「面会 慶應EMBA(慶應義塾大学大学院経営管理研究科Executive MBA プログラム)学生26名 他」 (2026年5月28日)
【EMBA】2026年度「フィールド科目」活動報告I (徳島県地域創生チーム①) (2026年5月21日)
文責:E11 広報委員 三谷 一貴
