2026年10月06日

産業・組織心理学会第41回大会 開催報告

 

 2026年9月5日(土)・6日(日)、産業・組織心理学会第41回大会が慶應義塾大学日吉キャンパスの来往舎を中心として開催されました。本学会は、産業・組織心理学や組織行動分野における国内最大の学会の一つです。あいにくの雨模様となりましたが、2日間を通して会場には総勢500名と過去最大の参加者が集まり、終始活気に満ちた大会となりました。

多彩なプログラムのもと、実りの多い2日間に

 慶應義塾大学での本学会大会の開催は、第18回大会以来、24年ぶりとなりました。2日間にわたり、多様なテーマについて、口頭発表やポスター発表をはじめ、各種シンポジウム、会員交流セッション、ランチョンセミナーなど、さまざまなプログラムが行われました。
各会場では、研究者や大学院生、企業などで実務に携わる方々が、それぞれの立場から活発に発表や意見交換を行い、研究成果を共有するだけでなく、産業・組織心理学を取り巻く今日的な課題について議論を深めるとともに、研究と実践をつなぐ貴重な交流の機会となりました。発表件数は118件とこちらも過去最大でした。
 また、休憩時間や懇親会等においても、所属や専門領域を越えた交流が随所で見られ、対面開催ならではの活気にあふれた2日間となりました。ご参加いただいた皆さまの積極的な発表・討論・交流により、大会を盛況のうちに終えることができました。

大会ホストからのコメント

 主催として本大会の運営を牽引された慶應義塾大学の林 洋一郎教授と山尾 佐智子教授よりコメントを頂戴いたしました。

林 洋一郎教授

 私はこちらの学会に学生時代から参加してまいりましたが、主催校として運営することの大変さは想像以上でした。共同ホストを務めてくださった山尾先生には、感謝の言葉が見つからないほどお世話になりました。心より御礼申し上げます。また、KBS生の皆さまがてきぱきとご対応くださったおかげで、滞りなく運営することができました。皆さまにも深く感謝申し上げます。ありがとうございました。
 KBS生の皆さまには、修士論文や個人研究の成果を学会で発表することも目指して頂ければと思いました。

山尾 佐智子教授 

 学会開催にあたり、KBS生をはじめ他大学の学生さんからも多数サポートいただきました。この場を借りて心からお礼申し上げます。普段はあまりやり取りしない他ゼミの学生さんと交流できる良い機会となり、授業とは一味違った経験を得られてとても楽しく感じました。ありがとうございました。

最後に・・・

 今回、KBSからはM48有志7名が大会実行委員会のサポートとして運営に携わりました。これまで学会のような催しを身近に体験することはありませんでしたが、多くの方が参加されたイベントを滞りなく開催することができ、大学院生ならではの経験を得られたと感じております。また、大会運営を支えるとともに、その合間には研究発表に触れる機会もありました。各会場では、さまざまな問題意識が研究として形になり、その成果をもとに活発な議論が交わされており、私たちにとっても大きな刺激となりました。
 KBSで日々さまざまな経営課題について学び、また各々が修士研究に取り組む私たちにとって、研究成果を発信し、多様な視点から議論を重ねることの意義を改めて実感しました。大会運営の舞台裏に触れながら、多くの研究や議論から刺激を受けることができ、私たちKBS生にとって非常に密度の濃い2日間となりました。
 最後になりますが、今後も産業・組織心理学会が、研究者や企業関係者をはじめとする多様な方々が集い、知見を共有し、新たな研究や実践へとつながる場となることを願っております。

M48 大塚 直哉

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