2025年11月07日

教員トピックス
KBS劉慶紅教授が、中国・清華大学より「偉倫学者」の称号を授与されました

KBS劉慶紅教授、中国・清華大学より「偉倫学者」称号を授与
― KBSと清華大学の学術交流がさらに深化 ―


2025年9月17日、中国・清華大学人文学院において、慶應義塾大学ビジネス・スクール(KBS)の劉慶紅教授が「偉倫学者(Weilun Scholar)」の称号を授与されました。「偉倫学者」は、清華大学が国際的な研究連携を推進するために設けた制度で、海外の研究者との共同研究や教育交流を通じて学問の発展を図ることを目的としています。今回の授与は、両大学の長年にわたる学術的なつながりと協力の一環として位置づけられています。
授与式は清華大学人文学院蒙民偉人文学館で行われ、司会は同学院哲学系教授で清華大学・アムステルダム大学ロジック共同研究センター所長の劉奮栄(Liu Fenrong)氏が務めました。式典には人文学院副院長の倪玉平(Ni Yuping)氏、哲学系主任の唐文明(Tang Wenming)氏などが出席しました。倪副院長は、清華大学卒業生でもある劉教授の研究成果を紹介し、「人文科学と社会科学の融合を基盤とした経営倫理研究を通じて、両校の学術協力がさらに発展することを期待する」と述べました。劉教授は、「母校からこのような機会をいただき光栄です。今後は慶應義塾大学と清華大学との間で、経営倫理や経営哲学を中心とした学際的な共同研究と教育交流を一層進めていきたい」と語りました。
今回の称号授与を契機として、KBSと清華大学人文学院の研究者・学生の間での協力がさらに活発化し、経営倫理分野における東アジア発の理論構築に向けた共同の取り組みが期待されています。

清華大学公式サイト掲載記事







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